~帝王学の書~12月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆智 慧☆
易簡(いかん)にして天下の理(ことわり)得らる。(?辞上伝)
易(やさ)しく、簡潔な時の変化の道理を知り、
日々に用いることで、天下の理(ことわり)を知り得る。
一日は朝昼晩、一年は春夏秋冬、順序を違えず巡り、
人間もまた誕生・成長・成熟を経て衰え、混沌に帰る。
万象はこの原理原則に従って変化する。
この理法を日々の実践に活かすことで、世の中の複雑な出来事に、
単純明快にして簡潔な一本の道筋を見出すことができる。
それが天下の理(ことわり)であり、それをつかむ実践を智慧という。