~帝王学の書~12月27日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆人生という旅☆
鳥その巣を焚(や)かる。
旅人先には笑い、後には号(な)き?(さけ)ぶ。
牛を易(やすき)に喪う。 凶なり。
(火山旅)
旅先にいて我が住まいにいるように威張って過ごしたら、
人の目につく鳥の巣が焼かれるように、簡単に宿を失ってしまう。
牛を見失うように、財産を失ってしまう。
傲慢な旅人は、初めは笑っていても、後には泣き叫ぶはめになる。
旅が長くなっても、借宿住まいという立場を忘れてはならない。
人の一生も長い旅のようなもの。
傲慢にならないように注意すべきである。