~帝王学の書~2月18日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆感応(かんのう)する☆
二気(にき)感応(かんのう)して
もって相(あい)与(くみ)するなり。
(沢山咸)
沢山咸(たくさんかん)の卦(か)の「咸(かん)」は「感」の古字。
祝詞(のりと)を収めた器の口を鍼(はり)で封じて、
神の感応を待つところから、
感通・感動・感覚・感化・感触・感和の意味が生じた。
「二気(にき)」とは陰と陽の気。
二気が交感して万物は形成される。
恋愛、結婚も二気の交感である。
もともと質が違い、反発し合う二気であればこそ、
感応し合い、相与するのである。