柔順を貫く~帝王学の書~2月23日の易経一日一言 (2)

作成日:2012年2月24日

 

 

 ~帝王学の書~2月23日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆柔順を貫く☆
内(うち)文明にして外(そと)柔順、もって大難を蒙(こうむ)る。
文王(ぶんのう)これをもってせり。
                  (地火明夷)

地火明夷(ちかめいい)の卦(か)は、明をくらます時を説く。
正しい行いを貫こうとすれば迫害に遭うような時である。
周の文王は大いなる徳を持つがために大きな禍を蒙った。
酒池肉林で知られる殷の紂王によって幽閉されたのである。
しかし、文王は明徳を内に隠し、争おうとせず、
艱難の時に逆らわずに柔順を貫いた。
そして後に逃れ得て、殷を倒したのである。
 

 

 

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
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