陰の徳~帝王学の書~2月26日の易経一日一言 (2)

作成日:2012年2月27日

 
 

 ~帝王学の書~2月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆陰の徳☆
牝馬(ひんば)の貞(てい)に利(よ)ろし。
牝馬(ひんば)は地の類、地を行くこと疆(かぎり)なし。
               (坤為地)

陰陽の徳を象徴する生き物のうち、陽は天を翔る龍により表される。
それに対して、地を行く牝馬(ひんば)は陰の徳である「従順」の象徴となる。
牝馬(ひんば)は牡馬(ぼば)よりずっと従順である。
「貞(てい)に利(よ)ろし」とは
従うべき時は正しく、堅く徹底的に従うこと。
そうすることで限りない力が発揮できる。
見せかけの面従腹背(めんじゅうふくはい)や、
強い者に諂(へつら)うことは陰の徳ではない。

 

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
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