~帝王学の書~3月22日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆行き過ぎて丁度良いこと☆
行いは恭(きょう)に過ぎ、
喪(そう)は哀(あい)に過ぎ、用は倹(けん)に過ぐ。
(雷山小過)
恭とは丁寧で慎み深いこと。
行いは慎重丁寧に過ぎるくらいが良い。
喪の際には、儀式よりも哀悼を中心に、
少し哀しみの情に過ぎるくらいが良い。
物を用いる時は、とかく贅沢に流れやすいので、
少し倹約気味にして丁度良い。
雷山小過(らいさんしょうか)の卦(か)は
「少しく過ぎる」ことを説くが、
日常の心がけとして、少し行き過ぎて丁度良いことがあると教えている。
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