陰を生み出す~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2012年4月2日

 

 

今日明日と富山へ、明日の夜には帰宅しますが、

月曜日からまた東京出張です。

 

易経一日一言、今日は2日分です。

 

 

 

 ~帝王学の書~3月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆陰を生み出す☆
陰陽の陽は、強くて前に進む性質をいう。
しかし、陽の力だけでは、自分の力を誇示して独善的になり、
人の意見に耳を貸さなくなり、いつか急激に失墜する。
 
そうならないためには、自ら陰の力を生み出し、
コントロールする必要がある。
 
陰の力の特徴は、従順・受容・柔和。
人に従い、人の意見を聞く耳を傾ける謙虚さを持つ。
 
能力に優れたリーダーであっても、
自ら陰を生み出すことができなければ、後継を育てることはできない。
いずれ周りの人間は去り、組織を保てなくなってしまう。

 

 

 

 

 

 ~帝王学の書~4月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆万物資(と)りて始む☆
大いなるかな乾元(けんげん)、万物資(と)りて始む。
すなわち天を統(す)ぶ。
          (乾為天)

乾(けん)の元気な力は大いなるすばらしいものであり、
万物はこれによって始まる。
「乾」は「天」、純粋な陽であり、その働きと性質をいう。
積極、剛健、推進、健やかさ、疲れを知らない元気な力である。
 
天道は万物の始まりを司る。
常に活動して止まず、地上を遍(あまね)く照らし、
雨を降らせ、万物を育成していく。

 

 

 

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

 

 

 

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