東京へ/大始成物~~帝王学の書~4日分の易経一日一言

作成日:2012年4月5日

 

 

昨夜8時頃に富山から名古屋へ戻りました。

当初のメインの目的は期待はずれだったけど、

食べ物(お店)がすべて大当たり!

土曜日の夕食は特に美味しかった~~~~

ホテルもメチャ安いのに朝食が抜群! 部屋もキレイ。

従業員さんたちは親切。 言うことなし!

 出版原稿の合間の天からのプレゼントに感謝です。

 

 

今日から東京へ

3日は アスカ東京セミナー第4期応用編3回め、終了後は懇親会。

4日はアスカ東京セミナー第10期入門編3回め、終了後はコンサートへ。

5日朝、名古屋へ戻って、弊社の新コーナーに寄ったあと、そのまま事務所へ。

 

易経一日一言、今日は4日分です。

 

 

 

 

 ~帝王学の書~4月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆大始成物☆
乾道(けんどう)は男(だん)を成し、坤道(こんどう)は女(じょ)を成す。
乾は大始を知(つかさど)り、坤は成物を作(おこな)う。
               (?辞上伝)

「乾道」は積極・推進の陽の道で、男性的な性格を持ち、
「坤道」は消極・受容・柔順の陰の道で、女性的な性格を持つ。
 
陽は始めを司り、陰は陽を受けて万物を生み育てる働きをする。
これを男女の特性で考えるならば、
システムを考え推進するのは男性が長(た)け、
それを受けて実用化し育てていくのは女性が長(た)けている。
 
陰陽は分けて考えるものではない。
一対で大いなる働きを成すのである。

 
 

 

 

 

 

 ~帝王学の書~4月3日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆時宜(じぎ)を得る☆
天地は順をもって動く、
故に日月過(あやま)たずして四時(しいじ)?(たが)わず。
                  (雷地豫)

雷地豫(らいちよ)の「豫(よ)」は
予(あらかじ)め、怠らず、楽しむ、の意味。
予め順序立って行動することで楽しみ、喜びの時を得ると教えている。
 
天地は順を追って朝昼晩、春夏秋冬が確実にやって来る。
それなのに、人事(人間社会の出来事)が順を外れたり怠っていては、
物事がうまく行われるはずもない。 
「豫の時義大いなるかな」という言葉があるが、
順序や段階を怠らずに確実に踏まえ、
時に適(かな)う行いをする意義は大きい。

 

 

 

 

 

 

 ~帝王学の書~4月4日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆天に応じて時に行う☆
天に応じて時に行う。
ここをもって元(おお)いに亨(とお)るなり。
             (火天大有)

「天に応じて時に行う」とは、
その時々にピッタリの、時の的を射る行いをすること。
農作業でいえば、春に種を蒔き、夏に草刈りをし、
秋に収穫して、冬に土壌を養うのが時の的を射るということ。
天の運行に応じて、その時々にしかるべきことを行っていれば、
物事は多いに通じていくということである。

 

 

 

 

 

 

 

 ~帝王学の書~4月5日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆能(よ)く久しく☆
日月(じつげつ)は天を得て能(よ)く久しく照らし、
四時(しいじ)は変化して能く久しく成し、
聖人はその道に久しくして天下化成す。
               (雷風恒)

日月は止むことなく朝昼晩と巡り、
四季(四時)も休むことなく春夏秋冬が巡り、万物を育成する。
そこには一定の法則があり、変と不変を孕んでいる。
 
刻々と変化して極まりがない。
その極まりがない変化こそが、
雷風恒(らいふうこう)の卦(か)が説く不変の道、不変の「恒」である。
 
人もこれに倣い、自分の道を変えることなく、
変化に応じて成長していくことだ。

 

 

 

 

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

 

 

 

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