~帝王学の書~4月8日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆至るを知りてこれに至る☆
至るを知りてこれに至る、ともに幾を言うべきなり。
(文言伝)
わずかな兆し(幾)を観て、それが何を意味するか、
その全体像を知り、どう対処すべきかを考えて答えを見つける、ということ。
たとえば、小さなネジの脱落から大事故の前兆を感じとり、
機器を点検して事故に至るのを防ぐようなことをいう。
毎日同じことを繰り返し、熟練すると、
いつもと違う何かに気づく能力が養われる。
これが兆しを察する力、「プロの目」である。
決してまぐれの直感ではない。
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