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『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
この本を読み進めるにあたり、
最初に易占いと易経の違いについて簡単にお話しします。
易占いとは、筮を立てて得た卦を使って、
いま起きている問題への対処法を知るための術です。
一方、私がこれからお話ししていく易経とは、
人生で起こるあらゆる問題の解決法(これを易経では「中する」といいます)が、
あの手この手を使って書いてある書物のことで、
占って得た卦だけを読むというものではありません。
誤解を恐れずに言うならば、
易経は「陰」と「陽」で「中する」ということを伝えるために書かれた書物で、
この重要な三点について、64種類の卦と384の小話を使って、
手を変え品を変え私たちに伝えようとしているものなのです。
『超訳・易経』 第一章より
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~帝王学の書~5月18日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆上昇の条件☆
柔(じゅう)、時をもって升(のぼ)り、
巽(そん)にして順(じゅん)、剛中にして応ず、
ここをもって大いに亨(とお)るなり。
(地風升)
地風升(ちふうしょう)の卦(か)は昇り進む、上昇の時を説く。
ただし、昇り進んでいくためには条件がある。
まず「時」を待って進むこと。
草木が春から夏にかけて成長するように、
物事も時期、環境、場が揃ったときに昇り進む。
そして「巽(そん)にして順(じゅん)」環境や人に逆らわないこと。
さらに「剛中にして応ず」賢者に学び従い、応援を得ることが欠かせない。
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