東洋経済に紹介!/疑心暗鬼~帝王学の書~5月24日の易経一日一言

作成日:2012年5月25日

 遅くなりました!!

 超訳・易経 カバー25s 

超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)

本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 
 
※南米河系サイトの書評で★を5つ、いただきました!感謝!

雑誌「東洋経済」5/26号で

『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』が紹介されました!!

東洋経済

 

 東洋経済3p

 

 詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ

 

 

何か障害があるのは、「今は、進めません」と赤信号がでているのです。

齟齬が起きることで、今はどんな時かを教えてくれているのです。

 

エネルギー切れでものごとが停滞する時に必要なことは、まず充電です。

無理せず、焦らず、頑張りすぎず、ゆったり過ごすこと。

健康と体力を維持しながら、時の流れに従って生きることが大切です。

一見、消極的なようですが、そういう陰の力を積極的に使いなさいと易経は教えています。

なぜなら、むやみに焦ってさらに消耗してしまうと、長い陰の時代に新たな希望を貫いていけないからです。

次の陽の時代への遠い光をたよりに、歩んでいくのが陰の時代です。

真っ直ぐに進んでいくためにも、力を温存していくことが必要なのです。

 

坤為地は、大地の滋養の時です。

いわば土壌づくりの時です。

土さえ良ければ、種は大きく育ちます。

陰の力を強めたらな、陽気は自然に育っていき、

やがては目にあらわれてくると教えています。

 

        『超訳・易経』 第四章より

 

 

           ☆

 

 ~帝王学の書~5月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆疑心暗鬼(ぎしんあんき)☆
そむきて孤(ひとり)なり。
豕(いのこ)の塗(どろ)を負(お)うを見、
鬼(き)を一車(いっしゃ)に載(の)す。
先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説(と)く。
               (火沢けい)

火沢けい(かたくけい)は背(そむ)く、疑う時を説く。
「そむきて孤(ひとり)なり」は、背いて逃げて孤立すること。
「豕(いのこ)の塗(どろ)を負う」とは泥だらけの醜悪な豚。
「鬼を一車に載す」は化け物が車に乗っている様。
弓で射ようとするが、よく見れば錯覚と気づき、疑い晴れて弓を捨てる。
猜疑心と思い込みから被害妄想に陥り、恐れるほどに忌み嫌う。
まさしく疑心暗鬼の構造である。

 

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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