いたずらに凶を忌(い)み、脅(おび)えない~帝王学の書~5月25日の易経一日一言

作成日:2012年5月26日

 超訳・易経 カバー25s 

超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)

本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 
 
※南米河系サイトの書評で★を5つ、いただきました!感謝!

雑誌「東洋経済」5/26号で

『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』が紹介されました!!

東洋経済

 東洋経済3p

 

詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ

 

 

何か障害があるのは、「今は、進めません」と赤信号がでているのです。

齟齬が起きることで、今はどんな時かを教えてくれているのです。

 

エネルギー切れでものごとが停滞する時に必要なことは、まず充電です。

無理せず、焦らず、頑張りすぎず、ゆったり過ごすこと。

健康と体力を維持しながら、時の流れに従って生きることが大切です。

一見、消極的なようですが、そういう陰の力を積極的に使いなさいと易経は教えています。

なぜなら、むやみに焦ってさらに消耗してしまうと、長い陰の時代に新たな希望を貫いていけないからです。

次の陽の時代への遠い光をたよりに、歩んでいくのが陰の時代です。

真っ直ぐに進んでいくためにも、力を温存していくことが必要なのです。

 

坤為地は、大地の滋養の時です。

いわば土壌づくりの時です。

土さえ良ければ、種は大きく育ちます。

陰の力を強めたらな、陽気は自然に育っていき、

やがては目にあらわれてくると教えています。

        『超訳・易経』 第四章より

 

 

           ☆

 

 ~帝王学の書~5月25日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆いたずらに凶を忌(い)み、脅(おび)えない☆
吉凶とはその失得を言うなり。
          (繋辞上伝)

吉は良い事が起き、凶は悪い事が起きるというのが一般の解釈だが、
吉凶を受動的にとらえると、時の変化に翻弄される。
 
吉とは正しい道を得る、凶は正しい道を失うこと。
春に種を蒔けば実りを得るし、冬に種を蒔けば実りを失うということだ。
 
結果を得るか失うかという能動的視点に立ち、
対処を探求して努力邁進するならば、
「禍(わざわい)を転じて福と為す」道も見出せる。
 
易経を学んだ人々は、
「いたずらに凶を忌み、脅えなくなった」という。

 

 

 facebook もよろしく~~~

 

よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           

 

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

関連記事