陰の力を用いよう/中庸~帝王学の書~5月30日の易経一日一言 (2)

作成日:2012年5月31日

 三省堂名古屋店の、2部門でベストセラー1位! (5月27日)

 超訳・易経 カバー25s 

超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)

本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 
 
 三省堂書店名古屋高島屋店新書・ビジネス書2部門において、
5月27日、ベストセラー1位になりました! ありがとうございます!
 
三省堂ベストセラー1位 1
 
 ビジネス書部門のベストセラー1位 (5月27日)
 三省堂ビジネス1位

 
 新書部門のベストセラー1位 (5月28日)

三省堂新書1位2列
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
丸善2位
【積極的に陰の力を用いよう】
乾為天(けんいてん)を学ぶと、
「陽が強すぎる時は陰の力が必要なのだな」とわかります。
それだけに、「では陰に対しては陽の力が必要だ」と、停滞して塞がった時には、
積極的にものごとを推進してバランスをとる、中和させることが大切だと思いがちです。
しかし、坤為地(こんいち)の卦を読んでみると、
陰の時代は陰の力をさらに強めなさい。
従いなさい、受け容れなさい、耐えて度量を育てなさい、と教えていました。
ということは、ものごとが通じない時に打破しようとアクションを起こす、
つまり陽を用いて単にバランスをとるのは、決して適切な対処ではないということです。
なにか行動を起こすことで多少、気は休まるかもしれませんが、
それでは根本の解決にはならず、無駄なエネルギーを消耗するだけです。
めざましく成長していく陽の時代がなぜやってくるのかというと、
陰の時代を経ることで、膨大な力が蓄えられ、その結果、
自然に陽を生じさせるからだと易経は教えています。
 
陰が窮まれば陽に転じます。
陰の時代から陽の時代への一番の近道は、
積極的に陰の力を用いることで、陰を窮めていくことなのです。
        『超訳・易経』 第四章より

詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ

 

 
爆!爆爆!爆笑~~!!
よびりんさんが、易経を軽妙洒脱に解説してます!

          ☆

 ~帝王学の書~5月30日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆中 庸☆
「中庸」は、「囚(とら)われなく、その時に適切な」という意味。
行動に出るべき時には出る、控えるべき時には控える。
自分の地位や立場が危うくなろうとも、
進むべき時であれば進み、退くべき時であれば退く。
時には嘆き悲しみ、時には喜び、時には烈火のごとく怒る。
軋轢(あつれき)を避け、波風を立てないように、
常にほどほどの加減を保とうとすることが中庸の精神かというと、
そうではない。

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『易経一日一言』(致知出版社)
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