三省堂名古屋店の、2部門でベストセラー1位! (5月27日)
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
【中する】
易経には「中する」ということばがあります。
その時にぴったりの、という「時中」と意味は同じですが、
「中する」ということは動きがともないます。
人がその時に自ら趣(おもむ)いて、「手を入れる」という行動をいいます。
陰の時は、従い、受け入れるという陰の力を発揮することで、
自然に新たな陽の力を引き込むのです。
それが坤為地(こんいち)の時における「中する」ということです。
『超訳・易経』 第四章より
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
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よびりんさんが、易経を軽妙洒脱に解説してます!
☆
~帝王学の書~5月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆混 沌☆
この世界の大本を易経では「太極」と定義する。
太極とは、まだ陰にも陽にも分かれていない、
この世界の根源であり混沌としたエネルギーである。
この太極の渾然一体とした世界を
便宜的に陰と陽とに分けるところから、易経は発達してきた。
混沌である太極は何かと論ずることはできないが、
荘子は混沌について、応帝王篇にユニークな表現で記している。
南海の帝を?(しゅく)といい、北海の帝を忽(こつ)といい、
中央の帝を渾沌(こんとん)といった。
?(しゅく)と忽(こつ)はあるとき渾沌(こんとん)の地で出あい、
渾沌は手厚く彼らをもてなした。
渾沌には目も鼻も口もなかった。
?と忽はもてなしのお礼にと、
渾沌に目鼻口耳の七つの穴を日に一つずつあけたが、
七日目に渾沌は死んでしまった。
ここから物事に無理に道理を通すことを
「渾沌に目口(目鼻)を空ける」というようになった。
つまり、混沌とは、まだ道理が通らない世界、状態をいうのである。
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