『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
新書部門のベストセラー1位 (5月28日)
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
【天災と人災の違い】
天雷无妄(てんらいむぼう)の卦の3番目の爻辞(こうじ)に、
「无妄(むぼう)の災あり。あるいはこれが牛を繋ぐ。
行人(こうじん)の得(え)るは、邑人(ゆうじん)の災いなり。
象に曰く、行人(こうじん)の牛を得るは、邑人(ゆうじん)の災いなるなり。」
3番目は「无妄(むぼう)の災い」とあり、天災と人災の違いが書いてあります。
天災というのは、自然災害のほかに、突然降りかかってくる災難もふくみます。
この爻の話は次のようなことです。
ある村で、ある男がちょっと牛をつないでそこを離れたところ、
その牛を通りすがりの人に盗まれてしまった。
これは人間がやったことが原因で、
それが災難になって我が身に降りかかってくる、いわば自業自得の人災です。
一方、そこに住む村人は男が牛が繋いだことも、
その牛が盗まれたことも知らないのですが、その男に罪を着せられます。
つまり、自分にはまったく関係ない問題や事件が突然身に降りかかって、
ひどい目に遭うのです。
ですから、これは人災が引き起こした理不尽な天災だといっているのです。
『超訳・易経』 第五章より
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
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~帝王学の書~6月8日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆危機意識☆
安くして危うきを忘れず、存して亡ぶるを忘れず、
治(おさ)まりて乱るるを忘れず。
(?辞下伝)
安泰の時に危機管理を怠らず、順調な時も滅びることを忘れず、
泰平の世にあって平和が乱れることを忘れない。
そのようにして国家組織は保たれる。
人は平和で安泰な時は怠惰になり、鈍感になりやすい。
乱れはそこから生じるのである。
国や組織・家庭、また自分を保ち、守るのは危機意識である。
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(’07.12月日経新聞)
☆
08.11月、上記収録中の江守徹さんと【亞】
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
★6月
10日ー京都へ
12日ー伊豆長岡へ
13日ーNHK文化センター「易経」講座
20日ーSAM例会
23日ー犬山へ
27日ーNHK文化センター「易経」講座
★7月
2日ー東京へ、夜は会食
3日ー アスカ東京セミナー第4期応用編5回目
4日ー アスカ東京セミナー第10期入門編5回目、終了後は名古屋へ
6日ー札幌へ、夜は札幌易経セミナーの同窓会
7日ー講演 & 懇親会
8日ー札幌新川
9日ー名古屋へ
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日~16日 中国へ(九寨溝・黄龍・成都)
17日ーSAM例会
20日ー東京で講演
24日ー丸勢会
25日ーNHK文化センター「易経」講座
28日ー水行・花火まつり
31日ー弊社の研修会
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※アスカビジネスカレッジ・NHK文化センター
東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習 等の主催は
どなたでもご参加いただけます。