中国(九寨溝・黄龍)へ/蒙を啓く~6日分の易経一日一言~帝王学の書

作成日:2012年7月11日

今日はNHK文化センター「易経」講座、終了後はそのまま東京経由で成田へ。
明日12日~16日は、中国(九寨溝・黄龍・成都)へ。
今日の易経一日一言は6日間です。
札幌8日午後、コーチャンフォー新川通り店で「トークとお茶会」。
入口に大きなポスターが!
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店内に平積み! 五木寛之さんとコラボです。
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参加者さんが80数名も!? 感謝!!
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参加された方が書かれたメモ!
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        ☆
増刷決定! 感謝!『超訳・易経』角川SSC
月刊致知 8月号で紹介されました
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☆7月3日の中日新聞夕刊のトップランキングで1位に!
中日新聞夕刊トップランキング20120703.jpg
TOPPOINT 2012.7月号(「一読する価値ある新刊書」を紹介する)
に『超訳・易経』が紹介されました。
TOPPOINT表紙
TOPPOINT超訳・易経紹介
三省堂書店 公式ブログ で紹介されました!
気になる1冊「超訳・易経」
| 名古屋高島屋店 スタッフ|
最近ベストランキングにのってくる、ちょっと気になる書籍があります。
本のタイトルは「超訳・易経」竹村亜希子さん著によるものです。
本来は「帝王学の書」として企業や組織のリーダーに読まれてきた易経を
私たち一般の人にも理解できるように、ほんとうにわかりやすい文章で表現してくれています。
ビジネスでも私生活でも苦境に追い込まれたときほど読みたい1冊です!
でも非常に品薄状態が残念です。
           ☆
~帝王学の書~7月11日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆飲食宴楽☆
雲の天に上るは需(じゅ)なり。
君子もって飲食宴楽す。
         (水天需)

雲が天にあって、もうすぐ待望の雨が降る。
それを待つ間は、酒食に呆けるのでなく、
焦らずに楽しみながら悠々と待つことである。
 
そのためには、リーダーたる者は常に需要を満たしておくことが肝心。
不況や干ばつ時でも充分な蓄えをしておけば、
飲食に困らずに状況の変化を待つことができる。
 
水天需は「需つ」「待つ」こと、
そして飲食の道を説く卦。
~帝王学の書~7月12日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆蒙を啓く☆
我より童蒙に求むるにあらず。
童蒙より我に求む。
           (山水蒙)

「山水蒙(さんすいもう)」は啓蒙、教育の基本姿勢を説いている卦。
「我」とは教える側、師の立場。
「童蒙」は幼く蒙昧な者、学ぶ側にあたる。
 啓蒙は、師の方から「教えるから学んでくれ」というのではなく、
学ぶ側から「知りたい、学びたい」と教えを求めることから始まる。
 
知的欲求がなければ、いくら教えても吸収しないが、
知識に乾いたときは、熱心に多くを吸収する。
 
学ぶ側の一心の求めに対して、師も一心に応えることで
さらに内容が深まり、相乗効果が働いて、一層充実してくる。
学びたい、知りたいと求める時に、蒙は初めて啓けるのである。
~帝王学の書~7月13日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆一足飛びは危険☆
飛鳥(ひちょう)もって凶なり。
         (雷山小過)

この「飛鳥」とは、まだ実力も経験もない者が
縁故を使って一足飛びに立身しようとすることの喩え。
少し才能を認められただけで、高みまで行けると勘違いをする。
そして欲に駆られ、時に逆らい、分限を忘れてしまうと、
結果として凶になる。 
少しく過ぎる時を説く雷山小過の卦では、
自分の力量、分限、そして時を大きく行き過ぎると禍になると教えている。
~帝王学の書~7月14日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆分不相応が招く災難☆
負(お)い且(か)つ乗り、寇(あだ)の至るを致す。
                 (雷水解)

荷物を背負い、馬車に乗り、強盗に襲われる、という意味。
これは実力のない者が分不相応な高い身分に就くことに喩えられる。
分不相応であるが故に世間から好奇の目で見られて、
位を奪われるということである。
 
分に過ぎた地位に居ることは、自分から災難を招くようなものだと教えている。
~帝王学の書~7月15日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆小を積み重ねる☆
徳に順(したが)い、小を積みてもって高大なり。
                (地風升)

地風升は昇り進む時を表す卦である。
「升」とは小さな芽が昇り進んで、大木に成長することを意味する。
 
昇り進むためには、徳を養い、
些細に見えても小さな事を日々刻々積み重ねていくことだ。
 
そうすれば、いつの間にか、高く、大きく成長する。
~帝王学の書~7月16日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆苦しみを楽しむ☆
険(けん)の時用大いなる哉。
            (坎為水)

坎為水(かんいすい)の「坎」「水」は険難・苦難を表す。
壮絶な険難が度重なる時である。
 
険難という時は用い難いが、あえて用いて学ぶことを「時用」という。
これは人生において絶大な効用があると教えている。
 
孔子は『論語』の中で「知者は水を楽しむ」と説いている。
「苦しみを楽しむ」など非常なる苦しみの渦中にあっては考えられないが、
逃げずに乗り越えた後に振り返れば、
あの苦難は大いなる時であったとさえ思える、と易経はいうのである。
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『易経一日一言』(致知出版社)
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          ☆
プレジデント別冊2012.6.21号「仕事に役立つ魔法の本」で紹介された
リーダーの易経s
『リーダーの易経』(PHP)は絶版になったため、ネット書店でプレミアが付き
一時は 4,000円~10,500円と、高額になりました。
『リーダーの易経』の加筆修正改訂版が
「リーダーのための『易経』の読み方」¥1,890(税込)です。
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龍の話は、この本が一番濃いです。
          ☆
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08.11月、上記収録中の江守徹さんと【亞】
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詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
★7月
11日ーNHK文化センター「易経」講座、終了後は東京→成田へ
12日~16日 中国へ(九寨溝・黄龍・成都)
17日ーSAM例会
20日ー東京で講演
24日ーSAM例会、夜は丸勢会
25日ーNHK文化センター
28日ー水行・花火まつり
30日ー会食
31日ー弊社の研修会、夜は会食
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾・NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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