今日から東京へ。
2日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第5期応用編2回目、終了後は懇親会
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第11期入門編2回目、終了後は名古屋へ
今日の一日一言は3日分です。
~帝王学の書~10月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆開物成務☆
それ易は物を開き務めを成し、天下の道を冒(おお)う。
(繋辞上伝)
易経は何のために書かれたのか。
一つは人や物事の持っている一切合財――徳や特質、能力などを
開花させるためであり、また物事の道理を明らかにするためである。
もう一つは、人がそれぞれの務めるべき職分を果たし、
目的を遂げるためである。
それゆえ、易経には時代、地位、年齢に関わらない
人間社会のあらゆる道が網羅されているのである。
「開物成務」の語源となった言葉。
~帝王学の書~10月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆実践の哲学☆
易は思うことなきなり、なすことなきなり。
寂然(せきぜん)として動かず、感じてついに天下の故(こと)に通ず。
(繋辞上伝)
易経の辞はただ読んだだけでは無心・無作為であって、
働きかけもなく、ただ変化の理を示しているにすぎない。
しかし、ひとたび自分の体験や、世間の出来事と照らし合わせて読むと、
感応するように的確な教示が返ってくる。
易経は「実践の哲学」といわれる。
こちらから働きかけ、用いて実践するならば、
天下の物事を明らかにできるという。
~帝王学の書~10月3日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆幾(き)を知る☆
幾を知るはそれ神(しん)か。
(繋辞下伝)
「幾」とはわずか、微妙な、機微を意味する。
物事が大きく動く微細なきっかけであり、別の言い方をすると兆しである。
「幾を知る」とは、萌芽を見て春を知ることではない。
まだ現象面に現れない、眼に見えないものを察することをいう。
たとえば、「桐一葉落ちて天下の秋を知る」
(桐の一葉が落ちるのを見て、天下衰亡の時と腑に落ちる)という句のように、
一瞬にして結果を知る。
これは常人には及ばない直観力であると易経はいう。
『リーダーのための「易経」の読み方』が売り切れ、絶版になりました。
定価で購入して頂きたかったのですが¥22,800(プレミア付き)で
数冊売れていたようです。 残念!
来年、改めて改訂版を出す予定です。 それまでお待ちください。
※龍の話を早くお読みになりたい方は下記をどうぞ。
「人生に生かす易経」 致知出版社 ¥1,680
☆
一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせです。
※どなたでもご参加いただけます
※ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
一般の方はお聴きいただけません。
下記は、一般の方もご参加いただけます。
↓ ↓
東洋文化振興会(名古屋)
平成24年10月13日(土)14時~16時(予約不要)
タイトル:『水雷屯(ちゅん)・山水蒙(もう)』
会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
名古屋市中区栄1-26-11
(地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
※本館ではなく別館です。
会 費 :毎回 500円
主催・事務局:東洋文化振興会 三島徹
FAX0568-76-7985
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【長良川大学 一般成人課程(予約不要)】
人生に生かす易経・第4講義
タイトル :【乾為天・龍伝説より~飛龍
雲を従える飛龍~リーダーは時の方向を示す】
平成24年11月17日(土)14時~15時半
会 場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 山田克己
携帯:090-8421-5191