一陰一陽これを道と謂う~帝王学の書~1月8日の易経一日一言 (2)

作成日:2013年1月8日

~帝王学の書~1月8日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆一陰一陽☆
一陰一陽これを道と謂(い)う。
           (繋辞上伝)
陰陽は互いに相反し対立しながら、助け合う。
そして混ざり合おうとして交わりながら、
螺旋状に大きく循環して発展成長する道を造る。
 
陰陽は天と地、男と女、進と退というように、
対立する二つの性質に分かれ、たがいに反発しながらも交じり合おうとする。 
 
易経の思想では、この陰陽作用による弁証法的働きを道といい、
膨大なるエネルギーを発し、万象を生み出す源としている。
 
夏と冬は対立しながら、その力を消長、転化させ、四季は巡る。
 
冬が極まれば、春が訪れ、夏へと向かい、
夏が極まれば秋が来てまた冬へと向かう。
春夏秋冬が巡ることで生み出されるものは数限りない。
 
身近な例に喩えれば、学びの時代は陰。
その学んだものを社会に発揮することは陽である。
夜に休んで英気を養うのは陰。
そして翌朝、力強く爽やかに目覚めることは陽に当たる。
 
私たちの人生も、一陰一陽の作用の中で営まれている。
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
           
           ☆
年末にOさんがレビューを書いてくださいました。
        ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
やったぜ今年200冊目!
■ 「易経」一日一言 (竹村 亜希子) ★★★★★
やったーとうとう達成ですっ。
いやホント、みなさんのON/OFF双方での「いいね!」の励ましのおかげです。1人じゃあとても無理でした。あと、家族の協力。あらゆる恩人に感謝感謝感謝です!
今年の200冊を振り返ってみて、担当業務であるCSRの手触り感の無さに悩むあまり、同志と日本思想&哲学倫理学勉強会を続け、そこから江戸しぐさ、陽明学に始まり、被災地復興、ファシリテーション、そこからはやみくもにニーチェ、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、そして倫理、哲学、仏教、イスラム教、キリスト教、西洋史、東洋史、日本史に、ミステリー、ホラーから都市伝説(笑)に東野圭吾、夏目漱石、有島武郎を経て、とうとうたどり着いたのがこの易経です。以前はさっぱり分からなかったのですが、竹村先生の御本と生ライブの講座、さらにはここフェイスブックで直接コメントいただける幸甚!のおかげで、まずは
「君子占わず、この本は占いの本じゃありませんよ(竹村先生)」
という目からウロコのスタートとなりました。
占いの古典なのに占いの本でないとはこれいかに?
というところですが、英語では“Book of changes”つまり「変化についての書」という名訳がなされておりまして、
 ・人生には変化があり、必ず良いことも悪いことも起こる
 ・その変化には規則性があり、その対応にも定石がある
 ・その変化の兆しをどうとらえ、いかに対応できるかが、人間の真価である
というわけで、これは変化がどう起こるかについて説きながら、それをいかに学びととらえて人間的に成長していくか、という示唆に満ちた修養書なのです。
このような人間の本質を見事についた名著が、2500年前の孔子によってさらに当時の古典!をまとめたもの。とは…最初の発案者は一体、何年前の方なのでしょう。文明の発展、イノベーション、と言いながら、人間は精神面ではまだまだ成長が足りないようです。
それが分かった後に、難解な古文の解釈になるのですが、ある意味、コツをつかんでしまえば、原意に合っているかどうかは別として、今の自分に必要なことをその都度教訓として得られればそれでいいのでは、というのが、現段階の自分の読み方です。
時にギョッと図星を突かれながら、時に時代と場所を超えて他の偉人の言葉とつながる、というスケールの大きな感動を覚え、そして日々の泣き言を飲み込む力にもなっている、という素晴らしい名著です。
とうとう自分にも生涯の座右の本、と言えるものが見つかりました。早速今日から「君子豹変し、虎視眈々」と生きたいと思います。
おかげで来年の年賀状の文句も決まりました。
 ■「潜龍元年、一陽来“福”」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
twitter  &  facebook 
『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg
3月16日(土)東京で講演します。
『古典に学ぶ一日セミナー』 
詳しくは致知出版社のホームページまで
titi.jpg.jpg
超訳・易経 カバー25s
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
  本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
7月5日『超訳・易経』増刷!
『超訳・易経』角川SSCが、
三省堂書店全店で”夏の月間強化本”に指定
されました!
店員さんの手作りPOP!!
書店員さんPOPが2つ!.jpg
2つめのPOP.jpg
三省堂名古屋高島屋店の「話題の本コーナー」にずら~~り8面!
ssIMG_0531.jpg
月刊致知 8月号で紹介されました
月刊致知8月号表紙s.jpg
月刊致知8月号書評ズーム.jpg
☆7月3日の中日新聞夕刊のトップランキングで1位に!
中日新聞夕刊トップランキング20120703.jpg
超訳・易経 カバー25s
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
5月27日、ベストセラー1位になりました!
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
          ☆
プレジデント別冊2012.6.21号「仕事に役立つ魔法の本」で紹介された
リーダーの易経s
『リーダーの易経』(PHP)は絶版になったため、ネット書店でプレミアが付き
一時は 4,000円~10,500円と、高額になりました。
『リーダーの易経』の加筆修正改訂版が
「リーダーのための『易経』の読み方」です。
ekikyou.jpg
龍の話は、この本が一番濃いです。
※この本も売り切れ、絶版になりました。
定価で購入して頂きたかったのですが¥22,800(プレミア付き)で
数冊売れていたようです。 残念!
来年、改めて改訂版を出す予定です。 それまでお待ちください。
※龍の話を早くお読みになりたい方は下記をどうぞ。
 致知出版社が主催した易経セミナーの講演録で、読み易いです。
 「人生に生かす易経」 致知出版社 ¥1,680 
          ☆
a易経入門Part3入稿データ2.JPG
08.11月、上記収録中の江守徹さんと【亞】
aCIMG5972.JPG
itunestore_audiobook_s.gifitunestore_audiobook2_s.gifitunestore_audiobook3_s.gifaitunestore_audiobook4_s.gif
★1月
9日ーNHK文化センター「易経」講座
14日
   }野沢スキー
16日
18日ー会食
20日ー東京で講演
21日ーセミナー受講、夕方から別件の新年会
22日ーSAM例会
23日ーNHK文化センター「易経」講座
26日or27日ー長野へ乗馬
★H25年2月
1日ー名古屋で講演
2日ー某会へ、夜は会食
4日ー東京へ、
5日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第5期応用編5回目、夜はプレ講演。
6日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第11期入門編5回目
13日ーNHK文化センター「易経」講座
19日ーSAM例会
21日ー東京SAM年次大会・総会
23日ーライブ
25日ー会食
27日ーNHK文化センター「易経」講座
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾・NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

関連記事