学問とは~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2013年6月21日

遅くなりました!
明日は朝早いので、2日分をUPしておきます。
~帝王学の書~6月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆学問とは☆
君子は学もってこれを聚(あつ)め、問もってこれを辯(わか)ち、
寛もってこれに居り、仁もってこれを行なう。
                 (文言伝)

「学問」という言葉の出典。
「これ」とは徳のこと。
「学問」とは、学び、そして書物や師に問い、自問し、
為すべきことを弁別すること。
そして、学んだことを会得したら、
「こうでなくてはいけない」と狭量にならず、
人にも自分にも物事にも、
寛容な心で思いやりをもって実行することが肝要である。
~帝王学の書~6月22日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆苦しみに習(なら)う☆
水しきりに至るは習坎(しゅうかん)なり。
君子もって徳行を常にし、教事を習う。
                (坎為水)

「水」は苦難、険難を表す。
「水しきり」とは、険難が次々に流れて押し寄せてくる様子をいう。
 
その度に自ら険難を受け容れ、水に逆らわず流れ進むように、
何度も繰り返し苦しみを習う。これを習坎(しゅうかん)という。
 
君子とは、度重なる苦しみの中にあっても逃げず、止まらず、
前に進み続けるのを常にし、下の人に教え、習熟させる者である。
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『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
           ☆
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えっ?! こんなに早く?!
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   【陰の力と陽の力の違い】
陰の力と陽の力の違いで、私がおもしろいと思った話があります。
以前、読んだ本のなかに書いてあったトップセールスマンについての話です。
ほとんどのトップセールスマンは、陽のやり方をします。
明るく、快活でバンバン売り込み、能弁で、
聞かれたことにきちんと答えて切り返します。
ところが、自動車や百科事典、ピアノなど高額商品を売るトップセールスマンは、
一見、ぼうっとしていてやり手には見えず、
もともと口べたで積極的には切り込めない。
どうしてこの人がセールスなんてしているのだろうと思うような人が
桁違いに売り上げるというのです。
 やり手のセールスマンは、断られても
「これもいいですよ、あれもいいですよ」といってきます。
するとこちらは売りつけられそうで、「早く帰って」という気持ちになります。
 ところが消極的で内気なセールスマンの場合、
断られたら「そうですか……」とそれ以上なにもいえないのです。
すると、なんとなく不憫に思ったお客のほうから、ひと言話しかける。
それがふんわりと吸収されて・・・
   【陰の力と陽の力の違い(2)】
剣道家である私の知人は、以前、乾為天の龍の話はまさに武道論だといって、
とても感激してくれたのですが、
積極的に攻めていく剣道家がほとんどのなかで、
たぐいまれな陰の力を発揮する剣道家がいることを話してくれました。    
数少ない剣道の最高段位、八段を取得したその師範の戦いぶりは
「力に頼らず、勝とうとしないで負けない」もので、とくに見事だといいます。
七十代になるというその師範も、若い頃には前へ前へと
積極的に攻め入る戦い方をしていたそうですが、
あるときから試合中、ぴたっと動かなくなったそうです。
静かに空気が流れるなかで、相手が攻めてくると一瞬で勝負を決めてしまう。
その優雅でしなやかな動きは、ほれぼれするほど美しいというのです。
師範はいつも弟子に「先に打つな、退(さ)がるな。
相手がしかけてきた時に打て」と指導しているそうです。
剣道をやったことのない私でも、それがどんなに難しいことかは想像ができます。
「まさに陰の力ですね」と私も感服しました。
        『超訳・易経』より
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  本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
平成24年5月27日、ベストセラー1位に!
★6月
22日ー日帰りで東京へ「碎啄の会」
26日ーNHK文化センター「易経」講座
★7月
1日ー東京へ
2日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第6期応用編3回目
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第12期入門編3回目、終業後は名古屋へ
5日ー台本塾1日目
10日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー会食
16日ー午後はSAM例会、夜は会食
18日ー台本塾2日目
19日ー台本塾3日目
24日ーNHK文化センター「易経」講座
25日ー名古屋で講演、夜は東京へ移動
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第1講
31日ーNHK文化センター「易経」講座
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾・NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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