じたばたしないこと/腐敗を正す~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2013年7月25日

今日の夕方は某業界全国総会(?)で講演&懇親会、終了後は東京へ移動
明日、26日午後は致知出版社主催の『易経講座(全5回)』第1講
受講者様90名(定員80名 感謝!)で開講します。
初回の講座は2007年、この時のテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版されました。
致知出版社主催の易経講座は第2回目、6年半振りの開講です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
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というわけで2日間の一日一言です。
~帝王学の書~7月25日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆腐敗を正す☆
甲(こう)に先立つこと三日、甲(こう)に後るること三日。
               (山風蠱)

山風蠱(さんぷうこ)の「蠱(こ)」は、皿に虫がわく象形。
組織の壊乱腐敗を意味している。
山風蠱(さんぷうこ)は、それを正す方法を説いている卦(か)。
「甲(こう)」は腐敗を一掃する時。
「三日」とあるが、三日に限るわけではない。
腐敗を改めるには、まず原因を探り、熟考して準備をし、
決行後の将来を見据えて、収拾までの手順を丁寧に踏まなければならない。
 
腐敗は一朝一夕に起こったのではない。
正すには遠大な計画が必要なのである。
~帝王学の書~7月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆碩果(せきか)食(くら)われず☆
碩果(せきか)食(くら)われず。
           (山地剥)

「碩果(せきか)」とは、大きく実った果実のこと。
山地剥(さんちはく)の卦(か)は小人がはびこり、
君子が追い落とされるような非道な時代を表すが、
そんな混乱した中にあっても、大いなる果実は食い尽くされずに残っている。
一度地に落ちるが、それによって芽が生じ、また発展するのである。
この果実は傑物や蓄財などと考えてもいい。
そうした大きな原動力が残ってさえいれば、
乱れた後の世の中は泰平の時代になっていくことを示している。
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『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
           ☆
アクションパワー社長の大津たまみさんが7/15中部経済新聞に推薦!
拙著『リーダーのための易経の読み方』
残念ながら、この本は既に絶版に。来年3月に加筆修正して
“超訳易経シリーズ”第2弾『リーダーの易経』と題して
角川から出版する予定です。
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           ☆
盛和塾北大阪の講演、楽しかったです。
次回は9月9日、11月11日と定期的に開催します。
オブザーバー参加もOKです。
詳細は後日お知らせします。
          ☆
先だっての致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で、
CDになって発売されました! 詳細は致知のHPへ
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          ☆
西澤一浩さん(超ブレイク塾主催)が易経メルマガを毎朝発行!
拙著の『易経一日一言』から独自に選んで配信。ご希望の方はご登録ください。
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メールで学ぶ【リーダーの易経】
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※ご友人・お知り合いへの転送はご自由になさってください
(登録フォームは https://www.directform.info/form/f.do?id=2885 )
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   【じたばたしないこと】
たとえいまが何をやってもうまくいかない、
また身動きの取れない「人生の冬」のような「時」であっても、
必ず問題は解決し、春を迎えることができます。
ところが季節は、自然にめぐっていきますが、
人間は「苦しい時」をなんとか好転したいと、懸命に努力し、じたばたします。
にもかかわらず一向に状況が良くならない。これはなぜなのでしょうか?
生きていくうえでは、思いだけではどうにもならないことがたくさんあります。
思いを実らせるためには、その「時」、その「時」にあった解決方法、
アプローチ方法を取らなければうまくいきません。
易経は自然の法則に学び、それに順(したが)えば、
問題は解決し願いはかなうと教えているのです。
たとえ話をします。
実りを得たいという思いがいくら強くても、
凍った冬の大地に種をまいたら秋の実りはありません。
でも、春に種をまけば、実りの秋を迎えることができます。
人間の思いが自然の法則にぴったりと合致した時にはじめて実るのです。
早く苦境を脱したいと焦って、冬に種をまいても何にも実りません。
天の気候と、大地の栄養の準備が整った、春に種をまくことが
一番の近道、最善の道なのだよ、と易経は教えています。
        『超訳・易経』より
        ☆
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
  本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
平成24年5月27日、ベストセラー1位に!
★7月
25日ー名古屋某業界総会で講演&懇親会、終了後は東京へ移動
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第1講
30日ー老子の会
31日ーNHK文化センター「易経」講座
★8月
2日ー台本塾4日目(最終)
5日ー東京へ、夕方3時間で告知用の収録
6日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第6期応用編4回目
   終了後は受講生OBの歌手さんのCD初リリースを祝う食事会
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第12期入門編4回目、終業後は名古屋へ
8~9日ー減食
10~14日ー断食5日間
15日ー回復食スタート
19日ー東京へ
20日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第2講
22日ー大阪へ
23~24日ー伊勢外宮御白石持ち
25日ー名古屋で講演、夜は東京へ移動
27日ーSAM8月例会&懇親会
28日ーNHK文化センター「易経」講座
29日ー会食
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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