ベストセラー商品とロングセラー商品の比較考察/帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2013年11月22日

昨夜、生まれたばかり「武道論を肴に飲む会」が好評につき第二幕!!
次回は来年の2/7。なんと募集後、たった10時間で既に9名も(定員12名)
拙著『リーダーの易経』~PHP絶版~の
龍の解釈ですが、ヒントは実は武道論(空手)でした。
加えて毎年の断食から多くのヒントを得て深読み出来たのでした。
剣道師範が「この本は上達論だ!」と推薦本に指定されました。
今日は2日分です。
~帝王学の書~11月22日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆過ちを繰り返さない☆
不善あればかつて知らずんばあらず。
これを知ればいまだかつてまた行わざるなり。
              (繋辞下伝)

道をほぼ体得した者は、身に不善があれば必ず気づき、
気づいたら二度と不善を繰り返さない。
 
過ちを二度繰り返さない。
これを徹底して行うことは、道を極めたに近い。
~帝王学の書~11月23日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆霜を履(ふ)みて堅氷至る☆
霜を履みて堅氷(けんぴょう)至る。
象(しょう)に曰く、霜を履みて堅氷とは、
陰の始めて凝(こ)るなり。
その道を馴致(じゅんち)すれば、堅氷に至るなり。(坤為地)

晩秋の早朝、庭先に出ると薄っすらと霜が降りている。
今は微(かす)かな霜がこれから数か月経つと厚い氷になり、
気づいた時には身動きがとれなくなっている。
これが「霜を履みて堅氷至る」ということ。
悪習に親しむことの怖さを教えている。
企業の不祥事や犯罪は、たいてい「霜を履む」ことから始まる。
最初はいけないことだなと気づいても、些細なことなので、
「このくらいならいいだろう、大丈夫だろう。わからないだろう」と侮(あなど)る。
しかし、悪習にだんだん馴れ親しんでいくと、やがて厚みが増大し、
取り返しのつかない大きな禍(わざわい)に至るのである。
 
恐ろしいのは、最初はいけないことという認識があっても、
馴れていくうちに意識に全くのぼらなくなって、
悪いことも善だと強弁するほどになること。
 
それゆえ、最初の霜の段階で対策を練らなければならない。
これは、企業倫理、教育など、すべてに通じる教訓である。
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
          
twitter  &  facebook 
竹村亞希子 オフィシャルサイト
『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
        ☆
大田 友昭社長
易経セミナー「超ブレイク塾」を受講中、からのコメント:
読まれた方、もしよろしければ記事サイト上で「いいね」していただけますか?
ランキングに参加していらっしゃるそうですので、よろしく~~♪(亞)
【易経、とても参考になる!】という記事
東京易経セミナー(超ブレイク塾)を受講されてる大田さんが
易経と拙著『超訳・易経』を紹介してくださった。感謝!!
 エン・ジャパンの記事です。
 学生が取材する 社会人の「仕事と遊び」 - イキカタルポ -
         ↓
困難な状況を好む“大胆さ“と手間をかけて守り抜く“繊細さ“を
持ち合わせた経営者 ~城北化学工業 大田さん~

―何か、教訓とされているものはありますか?
中国最古の「思想哲学書」とされる、四書五経の中の『易経』だね。人が直面する状況が64パターン書かれている。自分の成長する前の時期、試行錯誤している時期、成長する時期、仕事がある程度出来るようになっている時期などね。非常に難解ではあるけれど、とても参考になる。月に1回、古典の先生の下で勉強しているんですよ。お勧め本は、角川新書から出ている竹村亜希子さんの『超訳・易経―自分らしく生きるためのヒント―』だね。
        ☆
【ベストセラー商品とロングセラー商品の比較考察】
「ベストセラー商品は不安定」
 
ベストセラー商品がなぜ不安定なのかというと、
その商品をいつでも提供できるように、
絶えず確保しておかなければなりません。
そのブームが、いつまで続くかわからないのに、です。
そしてある日突然、売れなくなって、
大量の不良在庫をかかえることになります。
これは僥倖で、“時流”そのものです。
「ロングセラー商品は安定」
 
ロングセラー商品は 安定しています。
増えもせず、減りもせず、
涸れない泉のように時代の流れに関係なく
ほぼ一定の数量を維持して売れ続けます。
これは“時中”に通じます。
もう一度おさらい!
【時流を追いかけるな】
時流に乗ってはならない
時流を追いかけるな。
時流に乗る者は時流によって滅びると
易経は教えています。
時流に乗ると、時の中心に
我が身をおいている錯覚を生じ、
流れに巻き込まれて
物事の本質を次第に見失っていく。
おいしい話がくると
「渡りに船だ」と飛びつく。
冬に種を蒔く行為です。
オイシイ話のサーフィンを求めだす。
そしていずれ、
大失敗すると書かれています。
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において
平成24年5月27日、ベストセラー1位に。
         ☆
☆西澤一浩さん(超ブレイク塾主宰)が易経メルマガを毎朝発行!
拙著の『易経一日一言』から独自に選び無料配信
(登録は
  https://www.directform.info/form/f.do?id=2885 )

  ↓ サンプル ↓
【リーダーの易経】メールセミナー
━━━━━━━━━━━━━2013.11.17━
メールで学ぶ【リーダーの易経】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆開物成務☆
それ易は物を開き務めを成し、
天下の道を冒(おお)う。
~繋辞上伝~
■ポイント
 
易経が書かれた理由
・人や物事の持っている徳・特質・能力など
を開花させるため
物事の道理を明らかにするため
・人がそれぞれの務めるべき職分を果たし、
目的を遂げるため
↓ 
それゆえ、易経には時代・地位・年齢に関わらない
人間社会のあらゆる道が網羅されている。
※「開物成務」の語源
あなたの会社や組織にあてはめてみるといかがですか…?
===================
━━━━━━━━━━━━━2013.11.13━
メールで学ぶ【リーダーの易経】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆自然治癒力☆
无妄(むぼう)の疾(やまい)あり。
薬(くすり)することなくして喜びあり。
~天雷无妄~
■ポイント
 
病気は不自然さが重なって起こるものゆえ、
薬を用いずとも自然治癒力を高めれば治る。
むやみに薬を用いるとかえって
病が長引くことがある。
 
問題に対して、手立てを加えたことが裏目に出て、
かえって問題が大きくなった場合は、
自然の時にまかせて見守ることが一番の薬です。
あなたの会社や組織にあてはめてみるといかがですか…?
===================
         ☆
『横浜ミストリー』〜高島嘉右衛門の横浜四番勝負
J-COMほか全国のケーブル局で
11月中は繰り返し再放送。

文明開化の功労者か?外国人と結託し、私腹を肥やす山師か?はたまた
易断を武器に明治の元勲たちを操る政商か?150年前の横浜に突如現れ、
建築請負業から始まり、鉄道、ガス、洋学校など誰よりも早く西洋文明を取り入れ、
明治初期の横浜を疾風のごとく駆け抜けた高島嘉右衛門。横浜の実業界を
席巻した高島嘉右衛門とはいかなる人物か?来年が没後100年にあたり、
その再評価の機運が高まる中、嘉右衛門が手掛けた四大事業に焦点を当て、
あらためてその実像に迫ります。
         ☆
致知出版社主催『易経講座(全5回)』
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
しかしレベルは落とさない!
「超・超入門講座」にしようと試行中。
なので、私自身の学びになっています。

※受講生さんは90名。
易経に何度か挑戦したものの難解さに断念された方や
初めての方が多い。あと2回、伝わるための創意工夫を。
初回の致知の易経講座は2007年、そのテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版された。
致知出版社主催の易経講座は6年半振りの開講です。
h1-ekikyo.jpg
        ☆
致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で
CDになって発売中! 詳細は致知のHPへ
jinsei_koten_cd-h1.jpg
★11月
21日ー武道論を肴に酒を飲む会
25日ー東京へ、出版社と打ち合わせ
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第4講
27日ーNHK文化センター「易経」講座
28日ー会食
29日ー桑名で講演
★12月
2日ー東京へ
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第7期応用編2回目
4日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第13期入門編2回目、終了後は名古屋へ
10日ー弊社忘年会
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー西尾市で講演
17日ーSAM例会&忘年会
18日ー東京へ
19日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』最終講
22日ー冬至
25日ーNHK文化センター「易経」講座
26日ー某会へ
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター、大阪盛和塾、
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

関連記事