致知主催易経講座/陰を生み出す/兆しが報せる・部下の心得~帝王学の書~11/24~26まで3日分の易経一日一言

作成日:2013年11月24日

明日から東京へ、編集者との打ち合わせも。
26日は致知出版社主催『易経講座(全5回)』第4講
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
しかしレベルは落とさない!
「超・超入門講座」にしようと試行中。
なので、私自身の学びになっています。

※受講生さんは90名。
易経に何度か挑戦したものの難解さに断念された方や
初めての方が多い。あと2回、伝わるための創意工夫を。
初回の致知の易経講座は2007年、そのテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版された。
致知出版社主催の易経講座は6年半振りの開講です。
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春の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で
CDになって発売中! 詳細は致知のHPへ
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        ☆
今日は3日分です。
~帝王学の書~11月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆兆しが報せる☆
君子は微を知りて彰を知り、柔を知りて剛を知る。
                   (繋辞下伝)

「微(び)」は時の機微、兆し。
「彰(しょう)」は明らかにする。
つまり、微細なる機微が物事を彰(あきら)かにすることを知る、という意味。
 
ほんの些細な兆しを察知して、それがいかに発展していくか、
どのような現象が起きてくるかということを、
すべて知ることができる、というのである。
「剛柔を知る」とは、その物事の裏表、ありさまを知り、
いかようにも行動できるということ。
~帝王学の書~11月25日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆大業と盛徳☆
富有(ふゆう)これを大業と謂(い)い、
日新(にっしん)これを盛徳と謂(い)う。
                (繋辞上伝)

豊かに万物を有し保つことを大業といい、
その働きを日々新たにしていくことを盛徳という。
 
大業とは、事業を大きく発展させていくことにもたえとられる。
また、盛徳とは、日々学問を積み重ねることによって
世の中に通じていくことと考えてもいいだろう。
~帝王学の書~11月26日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆部下の心得☆
章(あや)を含みて貞にすべし。
           (坤為地)

「章(あや)」はきらりと光るもの、才能、才覚をいう。
これは臣下、部下の道を示している言葉。
「章(あや)を含む」とは、明徳をあらわにしないこと。
つまり、才覚をひけらかさず、
命ぜられることにじっと耐えて従うこと。
それが部下の道だと教えている。
現実を見ても、才能と知恵のある部下ほど、
時に才覚を発揮してもひけらかさず、
功績が認められなくても不満をいわないものである。
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竹村亞希子 オフィシャルサイト
『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
        ☆
大田 友昭社長
易経セミナー「超ブレイク塾」を受講中、からのコメント:
読まれた方、もしよろしければ記事サイト上で「いいね」していただけますか?
ランキングに参加していらっしゃるそうですので、よろしく~~♪(亞)
【易経、とても参考になる!】という記事
東京易経セミナー(超ブレイク塾)を受講されてる大田さんが
易経と拙著『超訳・易経』を紹介してくださった。感謝!!
 エン・ジャパンの記事です。
 学生が取材する 社会人の「仕事と遊び」 - イキカタルポ -
         ↓
困難な状況を好む“大胆さ“と手間をかけて守り抜く“繊細さ“を
持ち合わせた経営者 ~城北化学工業 大田さん~

―何か、教訓とされているものはありますか?
中国最古の「思想哲学書」とされる、四書五経の中の『易経』だね。人が直面する状況が64パターン書かれている。自分の成長する前の時期、試行錯誤している時期、成長する時期、仕事がある程度出来るようになっている時期などね。非常に難解ではあるけれど、とても参考になる。月に1回、古典の先生の下で勉強しているんですよ。お勧め本は、角川新書から出ている竹村亜希子さんの『超訳・易経―自分らしく生きるためのヒント―』だね。
        ☆
   【陰を生み出す】
陰陽の陽は、強くて前に進む性質をいう。
しかし、陽の力だけでは、自分の力を誇示して独善的になり、
人の意見に耳を貸さなくなり、いつか急激に失墜する。
 
そうならないためには、自ら陰の力を生み出し、
コントロールする必要がある。
 
陰の力の特徴は、従順・受容・柔和。
人に従い、人の意見を聞く耳を傾ける謙虚さを持つ。
 
能力に優れたリーダーであっても、
自ら陰を生み出すことができなければ、後継を育てることはできない。
いずれ周りの人間は去り、組織を保てなくなってしまう。
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において
平成24年5月27日、ベストセラー1位に。
         ☆
☆西澤一浩さん(超ブレイク塾主宰)が易経メルマガを毎朝発行!
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(登録は
  https://www.directform.info/form/f.do?id=2885 )

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【リーダーの易経】メールセミナー
━━━━━━━━━━━━━2013.11.20━
メールで学ぶ【リーダーの易経】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆通塞(つうそく)を知る☆
戸庭(こてい)を出でずとは、通塞を知ればなり。
~水沢節~
■ポイント
 
水沢節(すいたくせつ)の「節」:竹の節(ふし)
竹は「通塞」を重ねて伸びていく
・節が伸びている時は通じる=進むべき時
・節目では塞がる=退き止まるべき時
「節(せつ)」を知る者は
家から一歩も出なくても
通塞を知り、進退の時を知り、
それを悠然と楽しむ。
※「戸(こ)を出でずして天下を知る」(老子):
自然の法則に通じていれば、
外に出なくても大抵の事は分かる
あなたの会社や組織にあてはめてみるといかがですか…?
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━━━━━━━━━━━━━2013.11.23━
メールで学ぶ【リーダーの易経】
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☆三駆(さんく)して前禽(ぜんきん)を失う☆
王もって三駆して前禽を失う。
~水地比~
■ポイント
 
殷王朝の湯王(とうおう)が
狩りの獲物を追い込んだ時、
「三方は囲んでおいて、
一か所だけ自由に逃げることが
できるようにしなさい。
それでもかかる獲物はいただきましょう」
と言ったことに由来する言葉。
 
どんなに実力があっても、弱い者に対して
逃げ道がなくなるまで追い詰めず、
相手の自由意志を尊重します。
※湯王:中国古代殷王朝の創設者。
    賢臣を用い異民族をも心服させ、
その徳は禽獣にもおよんだ。
あなたの会社や組織にあてはめてみるといかがですか…?
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         ☆
『横浜ミストリー』〜高島嘉右衛門の横浜四番勝負
J-COMほか全国のケーブル局で
11月中は繰り返し再放送。

文明開化の功労者か?外国人と結託し、私腹を肥やす山師か?はたまた
易断を武器に明治の元勲たちを操る政商か?150年前の横浜に突如現れ、
建築請負業から始まり、鉄道、ガス、洋学校など誰よりも早く西洋文明を取り入れ、
明治初期の横浜を疾風のごとく駆け抜けた高島嘉右衛門。横浜の実業界を
席巻した高島嘉右衛門とはいかなる人物か?来年が没後100年にあたり、
その再評価の機運が高まる中、嘉右衛門が手掛けた四大事業に焦点を当て、
あらためてその実像に迫ります。
         ☆
★11月
25日ー東京へ、出版社と打ち合わせ
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第4講
27日ーNHK文化センター「易経」講座
28日ー会食
29日ー桑名で講演
★12月
2日ー東京へ
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第7期応用編2回目
4日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第13期入門編2回目、終了後は名古屋へ
10日ー弊社忘年会
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー西尾市で講演
17日ーSAM例会&忘年会
18日ー東京へ
19日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』最終講
22日ー冬至
25日ーNHK文化センター「易経」講座&忘年会
26日ー某会へ
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター、大阪盛和塾、
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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