守成時の心得/陰陽は変幻自在/人を見る目~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2013年11月29日

今日は桑名で講演です。
遅くなりました!昨日と今日の2日分です。
~帝王学の書~11月28日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆形而上と形而下☆
形よりして上なるもの、これを道と謂(い)い、
形よりして下なるもの、これを器(き)と謂(い)う。
               (繋辞上伝)

形而上学の語源である。
ここでいう形而上とは、目に見える形になる以前の実在。
それは一陰一陽の道であり、易の精神であり、変化の原理である。
道が目に見える現象として
具体的な姿形・言葉・行動で表現されたものが「器(き)」。
道はその器(き)に盛りこまれた内容をいう。
 
我々は器(き)を通して道を学び、物事の本質を知ることができる。
~帝王学の書~11月29日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆人を見る目☆
人を見る目が養われるのは、社会の最下層にいる不遇の時代である。
いずれ世の中に認められ、それなりの立場になると、人は本心を見せなくなる。
世間の風当たりの強い時こそ、
嘘偽りのない人の心根に触れ、人情の機微を知ることができる。
 
不遇な自分に対する人々の接し方から、
思いやりの大切さや人への応対の根本を学ぶのである。
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竹村亞希子 オフィシャルサイト
『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
        ☆
26日は致知出版社主催『易経講座(全5回)』第4講でした。
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毎回ご参加! 日本BE研究所の行徳哲男先生、80歳。
「易経がこんなに面白かったとは!?」と仰います。
杖は一応持っていらっしゃいますが、まったく使用されず。
私のキャリーバッグを「亞希子さんには持たせない」と、
ご自分の荷物と杖を持たれてスタスタと早歩き~(笑)
ますますお元気になられました。
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最終の第5講は12月19日です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
しかしレベルは落とさない!
「超・超入門講座」にしようと試行中。
なので、私自身の学びになっています。

※受講生さんは90名。
易経に何度か挑戦したものの難解さに断念された方や
初めての方が多い。あと1回、伝わるための創意工夫を。
初回の致知の易経講座は2007年、そのテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版された。
致知出版社主催の易経講座は6年半振りの開講です。
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春の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で
CDになって発売中! 詳細は致知のHPへ
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        ☆
 【陰陽は変幻自在】
陰陽は変幻自在です。
一つのものを陰の面と陽の面に
便宜的に分けて考えてみようという。
陰と陽はひとつのもの。
つねに対立しあい、対になって作用し、
そこからあらゆる変化が生じます。
夜があるから昼がある
男と女、静と動、不在と存在。
一年は冬から夏へと向かい
夏はまた冬へと向かい
春夏秋冬がめぐります。
陰陽は変化して循環し、
交ざり合い、新たに生み、進化します。
男女が交わって、新しい生命が誕生します。
人は正と邪の内面の葛藤があって
精神的成長ができます。
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において
平成24年5月27日、ベストセラー1位に。
         ☆
☆西澤一浩さん(超ブレイク塾主宰)が易経メルマガを毎朝発行!
拙著の『易経一日一言』から独自に選び無料配信
(登録は
  https://www.directform.info/form/f.do?id=2885 )

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━━━━━━━━━━━━━2013.11.29━
メールで学ぶ【リーダーの易経】
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☆守成時の心得☆
高宗(こうそう)鬼方(きほう)を伐つ。
三年にしてこれに克(か)つ。
~水火既済~
■ポイント
水火既済(すいかきせい)の卦:完成の時
「高宗」:殷の中興の祖である名君=武帝
「鬼方」:北方の蛮族
 
武帝は天下が安泰であるにも関わらず、
北の蛮族に戦いを仕掛けたが、
勝つまでに三年もかかり、国力は衰えた。
 
守成の時には内部の安定に努めるべきであり、
外部進出を図るべきではありません。
 
あなたの会社や組織にあてはめてみるといかがですか…?
===================
         ☆
『横浜ミストリー』〜高島嘉右衛門の横浜四番勝負
J-COMほか全国のケーブル局で
11月中は繰り返し再放送。

文明開化の功労者か?外国人と結託し、私腹を肥やす山師か?はたまた
易断を武器に明治の元勲たちを操る政商か?150年前の横浜に突如現れ、
建築請負業から始まり、鉄道、ガス、洋学校など誰よりも早く西洋文明を取り入れ、
明治初期の横浜を疾風のごとく駆け抜けた高島嘉右衛門。横浜の実業界を
席巻した高島嘉右衛門とはいかなる人物か?来年が没後100年にあたり、
その再評価の機運が高まる中、嘉右衛門が手掛けた四大事業に焦点を当て、
あらためてその実像に迫ります。
         ☆
★11月
29日ー桑名で講演
★12月
2日ー東京へ
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第7期応用編2回目
4日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第13期入門編2回目、終了後は名古屋へ
10日ー弊社忘年会
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー西尾市で講演
17日ーSAM例会&忘年会
18日ー東京へ
19日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』最終講
22日ー冬至
25日ーNHK文化センター「易経」講座&忘年会
26日ー某会へ
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター、大阪盛和塾、
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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