今日から仙台へ。下記講演会の翌日は石巻へ。
そのまま東京へ移動して超ブレイク塾セミナーへ。
6日間の出張になります。
今日のうちに5日分の一日一言をUPしておきます。
~帝王学の書~10月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆時流を追うな☆
世間ではいかに時流に乗るかと切磋琢磨する。
しかし、易経は、
「時流を追いかける者は時流とともに滅びる」
としている。
たまたま時流を読む才能があり、
時流に乗るのは僥倖のようなもの。
ツキで時流に乗ったとしても、
ツキが落ちたら衰退するだけである。
ツキがあろうがなかろうが、
その時々に為すべきことをするというのが
易経の教えである。
春や夏に為すべきことをせずに、
いつも実りの秋ばかりを追いかけるのは無理な話である。
~帝王学の書~11月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆虎視眈々(こしたんたん)☆
さかしまに頤(やしな)わるるも吉なり。
虎視眈眈、その欲(よく)逐逐(ちくちく)たれば、
咎(とが)なし。
(山雷頤)
上位者が多くの人々を養うために、
下位の賢人に自分の足らざる面についての教えを求める。
これは上位が下位から逆に養われることである。
そういう時は、虎のように威あって猛(たけ)からぬ態度で接し、
虎が獲物を狙いさだめ(眈眈ーたんたん)、
追い求め続ける(逐逐ーちくちく)ほどの意欲で求めよ、と教えている。
「虎視眈眈」は
「養う」時を説く山雷頤(さんらいい)の卦(か)が出典となっている。
~帝王学の書~11月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆君子豹変す☆
君子豹変す。小人は面を革(あらた)む。
(沢火革)
君子は改革・変革の時に応じて過ちを改め、
豹のように毛色を美しく変える。
沢火革(たくかかく)の卦(か)には
「大人虎変(こへん)す」という辞もある。
もっとも見事な変革の完成を表すが、
それに感化されて周りの人々が次々に「豹変」するのである。
「君子豹変」は現在では悪く変わる意味で使われるが、
本来は良い方向へ改める意味がある。
一方、小人は心にもないのに顔つきだけを改めるといっている。
~帝王学の書~11月3日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆天下の先とならず☆
天徳首(しゅ)たるべからざるなり。
(文言伝)
人を導くリーダーは、
いくら自分の才能があってもそれをひけらかさず、
自分のやって来たことがどんなに高く評価されても、
自分の手柄にして表立ってはいけない。
争って自分が先駆けとなるのでなく、
人を先にし、人の才能を育てるべきである。
これは有名な『老子』の「三宝の徳」にある
「敢て天下の先とならず」と同じ意味である。
~帝王学の書~11月4日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆驕りは失脚の兆し☆
貴(たっと)くして位なく、高くして民なく、
賢人下位にあるも輔(たす)くるなし。
(文言伝)
どんなに優れた人でも
トップの座に長くいると必ず驕り(おご)が出てくる。
社会的リーダーが失脚する兆候として表れるのが、
人の意見を聞かなくなること。
いくら賢い部下がいて、意見しようとも耳を傾けなくなり、
そのうちに自己中心的になって正しい判断力を失う。
そうなると人はついて来なくなり、
リーダーとは名ばかりになってしまう。
~帝王学の書~11月5日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆分限を守る☆
理に通じ、正位にして体に居る。
(坤為地)
物事の情理に通じ、自ら従うべき立場と知り、その位に就(つ)く。
これは、たとえ才能があり能力を認められて高い地位にいても、
その時の状況と情理に従って、自分の分限から出ずにいる、という意味。
従順、受容、柔和の陰徳をいっている言葉である。
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☆
平成26年の
一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせ。
※どなたでもご参加いただけます
☆講演やセミナーで私が主催するものは一つもありません。
それぞれ主催者がいらっしゃいます。
申込みが不要のものもあります。
※ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
一般の方はお聴きいただけません。
下記は、一般の方もご参加いただけます。
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☆超ブレイク塾主催:
【竹村亞希子~「リーダーの易経『超』入門」】
2014年11月5日(水)18:30~20:30(開場18:10)
講演90分+質疑応答 渋谷
http://www.school-superbreak.com/ekikyo_2hr/
※1回限り!90分のショートセミナーです。
☆NHK文化センター浜松教室1日講座
一般の方もお聴きいただけます
平成26年11月8日(土)15:00~16:30
タイトル:【龍が教える帝王学~中国古典「易経」】
会 場 :浜松駅東隣アクトプラザ内
053-451-1515 (要予約)
>地図はこちら
会員 2,700円
一般(入会不要) 2,916円
ネット予約:https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_982851.html
☆【長良川大学・岐阜東洋文化 共催(年4回)】
26年11月15日(土)14時~15時30分
人生に生かす易経・平成26年度 第3講義
タイトル :【風天小畜・天沢履】
(受付・開場は13時30分より)
会 場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円(予約不要)
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会
平成27年(平成26年度)
2月21日
※年4回、原則第3土曜日です。
☆【盛和塾北大阪自主例会(年4回)】
テーマ【天水訟・地水師】易経講座第7回
開催日:平成26年11月17日(月)(年内最終)
午後6:00~午後9:00(受付は5時半から)
(午後7時30分頃に10分ほどのコーヒーブレイク)
場 所:大阪リバーサイドホテル(JR桜ノ宮駅【西口】より徒歩2分)
TEL:06-6928-3251
※一般の方もオブザーバー参加できます。
(占いの講座ではありません)
ご希望の方は盛和塾北大阪事務局までご連絡ください。
FAX:06-6352-7535
miyajima@taiyo-kaikei.com
↓
オブザーバー会費:2,000円(当日受付でお支払ください)
☆NHK文化センター京都教室1日講座
一般の方もお聴きいただけます
平成27年3月7日(土)15:00~16:30
タイトル:【龍が教える帝王学~中国古典「易経」】
※詳細は後日。
2013年春の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が
CDになって発売中!2刷め。 詳細は致知のHPへ