日本で初めての「サン・ジョルディの日」が実現!~サン・ジョルディの日~日本導入顛末記11

作成日:2015年4月14日

『サン・ジョルディの日~日本導入顛末記11』
 11.日本で初めての「サン・ジョルディの日」が実現!
2015年日本で30年目!
4月23日は『サン・ジョルディの日』!
~女性は愛する男性に本を贈り、男性は愛する女性に花を贈る~
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 11.日本で初めての「サン・ジョルディの日」が実現!
翌年、日本ではじめての「サン・ジョルディの日」がスタートした。
1986年4月23日直前の土、日曜である19、20日。
全国七つの都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)
の公共広場でイベントを2日間にわたり展開。
日本カタルーニャ友好親善協会、日本書店組合連合会が主催。
日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版取次協会、
読書推進運動協議会、日本図書普及などが協賛。
日本生花商協会、JFTDは、後援。
外務省、農林水産省、通産省、文部省、駐日スペイン大使館、
スペイン・カタルーニャ地方自治体が、後援。
主催者の招きでカタルーニャからやって来た、
身の丈4メートルもあるヒガンテス(巨大人形)四体が、
ひなびた笛と太鼓の楽隊の先頭で練り歩いて人気を呼んだ。
日本の「愛のサンジョルディ」のイベントを
カタルーニャのテレビ局が取材に来ており、
七つの都市で収録したものを一時間番組にして
カタルーニャで放映したが、物凄い反響があったという。
4月23日当日、カタルーニャのサクラダ・ファミリアから
歴史上はじめてという衛星中継が行なわれ、
財津和夫をリーダーとするチューリップが出演、
キャンペーンのイメージソングである
“くちづけのネックレス”が日本のテレビで放送されるなど、
業界はじまって以来の大規模な取組みとなった。
☆もう一度!(笑)
後になれば笑い話だが、
日本の「サンジョルディの日」が実現する半年前のこと。
1985年の秋、プジョール首相と通産大臣が来日した。
左から谷さん、松信さん、亞、プジョール首相、通産大臣、マルタ首相夫人、スペイン大使
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東京のスペイン大使館の歓迎レセプションのディナーで
隣の席に座っていたカタルーニャの通産大臣に
来年、日本でサンジョルディの日を開催することを話した。
大臣は一瞬、怪訝な表情を浮かべた後、ニャッと笑い、
「そうか、何処かの小さな町で本とバラの交換をするんだね」と言った。
「いいえ。日本全国の七つの都市で。」と答えても、
キョトンとして、まったく信じてもらえなかった・・・(笑)
     続く
駆けるシャーマン、毎日新聞
その日、愛に染まるカタルーニヤ、中部讀賣新聞
「サン・ジョルディの日」日本に根づけ、中日新聞
※その他多数のマスコミ媒体の取材。
バルセロナで
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ミロの親友がオーナーの店で
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谷さん、亞、住友BKバルセロナ支社長、ミロの親友のオーナー、津坂さん
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☆4月19日(日)サン・ジョルディの日30周年イベント、
名古屋会場にて、私のミニ・トークとサイン会を開きます。
※神東通信担当者の梅田さんとの会話
 亞:私のサイン会なんか開いても、誰も来ませんよ
 梅:大丈夫です!弊社の社員を20人は並ばせます!
 亞:サクラ付きね!良かったあ~~!!(大爆笑)
10:10~10:30
『日本にサン・ジョルディを紹介した
 易経研究家・竹村亞希子さんトークショー』
10:30~11:00
『竹村亞希子さんサイン会』
  詳細は  ↓
サン・ジョルディ名古屋/4月19日、「親子のふれあい」テーマに
「サン・ジョルディフェスティバル名古屋2015」が
4月19日(日)午前10時~午後4時、
愛知県名古屋市中区の名古屋テレビ塔1Fタワースクエアで開かれる。
サン・ジョルディ名古屋実行委員会
(愛知県書店商業組合、日本カタルーニャ友好親善協会)、
中日新聞社主催。名古屋市後援。
30回目となる今年のテーマは「絵本がつなぐ親と子のふれあい」。
書店が選んだ「子どもに読み聞かせたい本101冊」の展示販売を中心に、
絵本作家の宮西達也、鈴木のりたけ両氏の読み聞かせ会とサイン会、
サン・ジョルディを日本に紹介した易経研究家、竹村亞希子氏のトークショー、
大学生のビブリオバトルなど、
子どもの読書活動への理解と関心を深めるための様々な催しが行われる。
オープニングセレモニーは午前9時45分。
愛知県書店商業組合の佐藤光弘理事長があいさつする。
【サン・ジョルディ伝説】
スペイン・カタルーニャ州に中世から伝わる物語。
サン・ジョルディは、魔物から村を守り、姫を救った勇気ある騎士。
剣を一突きで魔物を打ち倒した時に血から真赤なバラの花が咲き、
男性から愛する女性に愛の証しとして赤いバラを捧げる習慣が生まれました。
一方、女性は愛する男性に本を贈ります。
サン・ジョルディが愛と知性の象徴であるため、シェイクスピアや
文豪セルバンテスの命日が4月23日であることから
本を贈るようになったといいます。
(赤いバラに青い麦の穂を添えるのは、若い力、エネルギーを
象徴しているとともに子宝に恵まれるように・・・
という願いがこめられている、という説もあります。)

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