利と義は対立しない/夬(さ)るべきを夬る~帝王学の書~6月14日の易経一日一言

作成日:2015年6月14日

6/10発売の雑誌『THE21』7月号(PHP)の P107
「原点の1冊、これからの1冊」で山本 真司さんが、
『リーダーの易経』を「これからの1冊」として挙げてくれました。
因みに原点の1冊は『学問のすすめ』です。
THE21これからの1冊
経済・経営ともつながる
「世の中の法則性」がよくわかる
 “これからの1冊” by 山本真司
『リーダーの易経』
 私の知識の基盤は経済学や金融論などの西洋の学問にあるが、近年は東洋思
想にも心ひかれる。中でも、世の事象を分類・分析し、未来を察知する術を説く「易
経」は興味深い。原典は難解だが、本書はそれをわかりやすく解説してくれる。
 本書で詳しく述べられているのは「乾為天(けんいてん)」という龍の成長物語。
いまだ世に出ない「潜龍」は、学びを重ねて「見龍」「乾てき」「躍龍」へと進化し、つい
に「飛龍」として最盛期を迎え、やがて力の衰える「亢龍」のときを迎える。この
プロセスは、個人のキャリア構築から大帝国の興亡まで、すべてに当てはまると
いう。「不遇のときこそ力を積む時期」「成功時こそ原点を顧みよ」といった教え
も心に響く。今を生きる人が、より良い未来を築くための知恵が詰まっている。
THE21表紙
         ☆
どなたでもお聴きいただけます。
【長良川大学・岐阜東洋文化 共催(年4回)】
平成27年6月20日(土)14時~15時半(受付は13時30分~)
 人生に生かす易経・平成27年度 第1講義
タイトル:【沢雷随・山風蠱】
会 場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円(予約不要)
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
※終了後のお茶会・飲み会もあります。
※年4回、原則第3土曜日です。
※平成27年度の予定
 平成27年 9月19日、11月21日、
 平成28年 2月20日(平成27年度分)
         ☆
7月から始まる致知出版社主催の易経講座が満席とのこと。
少し前に定員をオーバーしたと担当者からの連絡あり。
ありがとうございます。心して講座に臨みます。
今年も7月から致知出版社主催の易経講座を開催します。
致知易経講座2015逆境をいかに生きるか (556x800).jpg
お申し込みは致知出版社まで
http://www.chichi.co.jp/seminar/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E5%8F%A4%E5%85%B8%E6%B4%BB%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%8E%E6%98%93%E7%B5%8C%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%8F
雑誌「致知」5月号より
致知2015.5月号CDわかりやすい易経 (710x1024).jpg
致知出版社主催の易経講座CD・全5巻発売中!
平成25年7月~12月に開催された
致知出版社主催『易経講座』を収録。
         ☆
残席が若干あります!
NHK文化センター名古屋教室「易経」講座
※易経全文を10年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
※占いの講座ではありません。
※帝王学のTOPとされた中国古典『易経』を読み、古代の叡智を学びます。
※途中受講できます。
         ☆
~帝王学の書~6月14日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆夬(さ)るべきを夬る☆
つらぼねに壮(さか)んなり。
凶あり。 君子は夬るべきを夬る。
               (沢天夬)
沢天夬(たくてんかい)の卦(か)は、
小人を排除する時を説くが、そこで注意すべきことがある。
「つらぼね」とは頬骨。
排除するべき小人に対して攻撃心が顔に出てしまうと、
覚られて大失敗するといっている。
 
小人は敏感に機を感じる。
ゆえに決心は固くとも隠忍自重して顔に出さないようにする。
相手はもちろん、味方さえも欺(あざむ)くかのようにして時を窺(うかが)い、
決し去(さ)るべき時を観て、除かなくてはいけない。
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         ☆
一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせ。    
どなたでもご参加いただけます

☆講演やセミナーで私が主催するものは一つもありません。
 それぞれ主催者がいらっしゃいます。
ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 下記は、一般の方もご参加いただけます。

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【盛和塾北大阪支部 特別例会(年4回)】
テーマ【地沢臨・風地観】易経講座第10回
開催日:平成27年8月27日(木)
    午後6:00~午後8:30(受付は5時半から)
 (午後7時30分頃に10分ほどのコーヒーブレイク)
場 所:大阪リバーサイドホテル(JR桜ノ宮駅【西口】より徒歩2分)
    TEL:06-6928-3251
※一般の方もオブザーバー参加できます(先着30名のみ)
ご希望の方は盛和塾北大阪事務局まで
  FAX:06-6352-7535
オブザーバー会費:3,000円(当日お支払い)
※平成27年度の予定
11月19日(木曜日)
         ☆
東洋文化振興会(名古屋)
 平成27年10月10日(第2土)14時~16時
   (受付・開場は午後1時30分より)
 タイトル:『習坎(坎為水)・離為火』
 会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
       名古屋市中区栄1-26-11
      (地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
 会 費 :毎回 800円(予約不要)
 主催・事務局:東洋文化振興会
 
         ☆
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
 (角川SSC新書)
         ☆
【利と義は対立しない】
利益の追求は企業の義務ですが、
利益優先に走れば道理を見失います。
易経は、「利は義の和なり」と教えています。
「利」は利益、「義」は原理原則に従った正しい経営です。
「利」を得るには私情・私欲を厳しく断ち切って
良い実りを得る「義」が必ず必要です。
つまり利と義は相反するという発想はしていません。
原理原則に則って春に種をまき、
秋に収穫する正しい経営は、
中長期的に見たら必ず利益を生みます。
ところが、目先の利益を追求するという視点でみれば、相反する。
だから、義には目をつぶって利をとろう、という会社が多いのです。
利益を優先するとはつまり、「時流」に乗ることです。
一方、利と義が和するということはその時にぴったりの、
的に中る行動である「時中」を行うことです。
また易経は、
「何をもってか位を守る、曰く仁。
 何をもってか人を聚むる、曰く財。
 財を理め辞を正しくし、民の非をなすを禁ずるを、義という」

と、教えています。
竹村 意訳:
企業は仁愛、つまり社会貢献によって信用を守り、
財をもって、働く人々を集める。財を有効に使い、
企業の意志と透明性を言葉であきらかにすることで、
非合法な過ちを犯そうとするのを禁じることができる。
これが正しい経営である。
「財を理め」は、「理財」の出典です。
易経は、財の運用、経済の回し方にも
「義」が必要だと教えています。
片手で民から搾取し、もう片方の手で慈善事業といって
寄付をすることではないのです。
『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』
     (角川SSC新書)
         ☆
多くの方にお越し頂きました。満席感謝!
ザ・シチズンズ・カレッジ易経講演 in 銀座
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         ☆
★日経オーディオブック
「江守徹の朗読で楽しむ易経入門~解説:竹村亞希子」
08.11月、収録中の江守徹さんと【亞】
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         ☆
平成27年
★6月
15日ー老子を読む会
16日ー会食
17日ーNHK文化センター「易経」講座
19日ー友人の祝会へ
20日ー長良川大学で講演
20日16時~21日11時ー「易経講座&長良川鵜飼の旅」
24日ーNHK文化センター「易経」講座
25日ー宇野ゆう子さんシャンソンライブ
26日ー会食
★7月
1日ー知人のOpenレセプションへ
2日ー知人の講演会へ
6日ー東京へ、
7日~8日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」応用編・入門編
10日ー会食
13日ー会食
16日ー東京へ
17日ー致知出版社主催「易経」講座
22日ーNHK文化センター「易経」講座
23日ー博多へ
24日ー博多セミナー
27日ー東京へ、SAM理事会
28日ー某地へ
29日ー名古屋へ
30日ー友人のお疲れ様会

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