潜龍の志は春の兆し/邪を閑ぐ~帝王学の書~12月5日の易経一日一言

作成日:2015年12月5日

致知出版社主催「易経」最終講座無事終了!
皆さま、ありがとうございました!
『逆境をいかに生きるか』最終講座.jpg
満席感謝!
毎年7月から致知出版社主催の易経講座開催。
致知易経講座2015逆境をいかに生きるか (556x800).jpg
お申し込みは致知出版社まで
http://www.chichi.co.jp/seminar/%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E5%8F%A4%E5%85%B8%E6%B4%BB%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%8E%E6%98%93%E7%B5%8C%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E3%80%8F
致知セミナー写真 (1024x683).jpg
雑誌「致知」5月号より
致知2015.5月号CDわかりやすい易経 (710x1024).jpg
致知出版社主催の易経講座CD・全5巻発売中!
平成25年7月~12月に開催された
致知出版社主催『易経講座』を収録。
         ☆
NHK文化センター名古屋教室「易経」講座
「火沢睽(かたくけい)~反目する、疑心暗鬼の構図」を読み始めました。
※易経全文を10年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
※占いの講座ではありません。
※帝王学のTOPとされた中国古典『易経』を読み、古代の叡智を学びます。
※途中受講できます(残席わずか)
※通信受講も出来ます(通信残席1名)
         ☆
~帝王学の書~12月5日の『易経一日一言』(致知出版社)
  ☆邪を閑ぐ☆
邪(じゃ)を閑(ふせ)ぎてその誠を存し(文言伝)
「邪を閑(ふせ)ぐ」とは、
外からの「邪」ではなく、自分の中の「邪」を防ぐこと。
どんな人でも正(誠)と邪の両方を持ち合わせている。
人間誰しも弱く、邪心が芽生え、罪を犯す可能性がある。
自分には邪心などないと思っていたら防ぐことはできない。
内なる邪を自覚して、それを防ぐための仕組みを作ることが大切である。
企業に不祥事が起こるのは、「邪を閑ぐ」努力をせず、
それを誤魔化す環境を経営者自らが作った結果である。
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
          
引用される場合は必ず引用元を明記されるよう、お願いします
twitter  &  facebook 
竹村亞希子 オフィシャルサイト
         ☆
     『超訳・易経』(角川SSC新書)より
         ☆
【潜龍の志は春の兆し】
易経は、潜龍の志は春の兆しのようなもので、
まだ微弱な陽気だと教えています。
第三章で話した陰と陽の話、そして兆しの話を思い出してください。
 
龍は「陽」で、陽の力を養っていくと話しました。
しかし、潜龍の段階ではまだ陽の力は弱く、
おもてに発揮できるだけの力はありません。
 
また春の兆しが生じるのは冬至だと話しましたが、
冬至で春の兆しが発せられたとはいえ、
それから冬本番の寒さがやってくるのですから、
私たちには「春が来た」とは感じることはできませんね。
ですから潜龍は、まわりから見たら、
飛龍になるような将来性はまったく感じられないのです。
 
志を抱いた潜龍が見龍となって地上に現われる春はまだ遠く、
潜龍はつらい下積みの冬を過ごさないといけません。
ただ、こうした厳しい環境に身を置くことは大切です。
なぜなら、霜に当たった冬野菜が甘く美味しくなるように、
厳しさが内面を充実させていくからです。
 
現象に対して、潜龍の「潜」をあらわす
潜象(せんしょう)という言葉があります。
私は、以前、カタカムナ文明でも有名な
物理学者の楢崎皐月(ならさきこうげつ)氏に
どうしても会いたいと連絡をとり、たずねていきました。
その時、楢崎氏がいわれたことは、
「潜象は現象に前駆する」です。
このひと言で、私は
易経が教えている兆しというものが一瞬で腑に落ちたのです。
潜象は目に見えないところで、
かならず現象に先立って前駆していきます。
 
真冬には芽は出てきません。
けれども、目に見えない地の奥深くでは種が育ち、
春が近付いてくると必ず芽が震え動きながら伸びてきます。
芽は確実に伸びていきますが、その伸び方は
どれだけ伸びたかはわからないくらいゆっくりです。
これと同じように、潜龍の時に打ち立てた志も、
ゆっくりと確実に育っていきます。
そして次第に、「こうなりたい」ではなく
「なる」という決意、覚悟に変わっていくのです。
『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』
      (角川SSC新書)
よろしければ応援の↓クリック↓を~(^^)
          
引用される場合は必ず引用元を明記されるよう、お願いします
山本真司さんの新刊『実力派たちの成長戦略』から
抜粋した拙著『リーダーの易経』への評価。
   ↓
~~~~~~~
 良書だ。是非、お読みいただきたい。
 経営書を読むより何倍も示唆をくれる。
 私も、目からウロコが何枚も落ちた経験をした。

~~~~~~~
         ☆
博多セミナーからの帰りの新幹線で
大谷由里子さんからFBメッセージが届いた。
「何時に名古屋に着かれますか?
 もし、お疲れで無かったら、お会いしたいです。
 無理しないでください。」
名古屋ですと!?きゃっ!やったあ!
大谷さんは長崎から、私は博多から名古屋駅で合流、
素敵なシンクロ!二人で飲んでました♪
大谷由里子さんと.jpg
         ☆
長良川大学・岐阜東洋文化 共催「易経講座」
多くの方にお越し頂きました。満席感謝!
長良川大学2015.11.21講師席より.jpg
懇親会、盛り上がりました!
岐阜懇親会.jpg
次回は来年2月です。
【長良川大学・岐阜東洋文化 共催(年4回)】
 平成28年 2月20日(土)14時~15時半(受付は13時30分~)
 人生に生かす易経・平成27年度 第4講義
タイトル:【・】
会 場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円(予約不要)
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
※終了後のお茶会・飲み会もあります。
※年4回、原則第3土曜日です。
長良川大学6.20.jpg
         ☆
盛和塾北大阪27年度の易経講座は無事終了。
28年度は 3/17、6/16、10/20、12/22 の4回です。
多くの方の、また遠方からのご参加を頂きました。満席感謝!
東洋文化振興会(名古屋)次回は来年10月。
東洋文化振興会2015.jpg
東洋文化振興会.jpg
         ☆
多くの方にお越し頂きました。満席感謝!
ザ・シチズンズ・カレッジ易経講演 in 銀座
銀座講演会場.jpg
         ☆
日経オーディオブック
「江守徹の朗読で楽しむ易経入門~解説:竹村亞希子」

江守徹さんと亞.jpeg
itunestore_audiobook_s.gifitunestore_audiobook2_s.gifitunestore_audiobook3_s.gifaitunestore_audiobook4_s.gif
         ☆
平成27年
★12月
9日ーNHK文化センター「易経」講座
11日ーアン・サリーのライブへ
15日ー午後は囲碁のお稽古、夜は「忘年歌の会」
16日ーNHK文化センター「易経」講座
18日ー大阪で講演
26日ー忘年会

関連記事