「学問」という言葉の出典~自分に問いかけながら学ぶ/王臣蹇蹇たり~帝王学の書~12月8日の易経一日一言

作成日:2015年12月8日

NHK文化センター名古屋教室「易経」講座
「火沢睽(かたくけい)~反目する、疑心暗鬼の構図」を読み始めました。
※易経全文を10年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
※占いの講座ではありません。
※帝王学のTOPとされた中国古典『易経』を読み、古代の叡智を学びます。
※途中受講できます(残席わずか)
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~帝王学の書~12月8日の『易経一日一言』(致知出版社)
  ☆王臣(おうしん)蹇蹇(けんけん)たり☆
王臣蹇蹇たり。
躬(み)の故(こと)に匪(あら)ず。
象(しょう)に曰く、
王臣蹇蹇たりとは、
終わりに尤(とが)なきなり。(水山蹇)
水山蹇(すいざんけん)の卦(か)は
大きな障害によって前進を阻(はば)まれる険難の時を表す。
 
国家の険難を救おうと、王の臣下は名誉や出世、報償など私を考えず、
身を粉にするように「蹇蹇(けんけん)」と苦労を重ねる。
しかし、実力が及ばず、険難を脱する術を持たない。
 
このように、険難の時は努力しても報われないこともある。
それでも、成果を問わず尽力すべきであると教えている。
 
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竹村亞希子 オフィシャルサイト
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     『超訳・易経』(角川SSC新書)より
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【「学問」という言葉の出典~
     自分に問いかけながら学ぶ】

「君子は学もってこれを聚(あつ)め、
問(もん)もってこれをわかち、
寛かんもってこれに居り、仁もってこれを行なう。
易に曰く、見龍田に在り、
大人を見るに利ろしとは、君徳なるなり。」

 
竹村 意訳:
 師に学び、学ぶべき基本の型の数々を集めたなら、
疑問点をまず自分に問いかけて、理解を深めることだ。
その時に自分の考えで何が是か非かなどと決め付けず、
正解は一つではないと探究しながら、
あらゆることを受け容れる寛容な姿勢が大切である。
そして学んだことを、人や物事に対して、
思いやりをもって実践する。
初心の見龍が、大人を仰ぎ見て基本を体得するならば、
君子の徳を身につけるだろう。
「学もってこれを聚(あつ)め、問もってこれをわかち」
という一文は、「学問」という言葉の出典になっています。
基礎を作るために必要なものを集めるということです。
それは、何か一つだけではなく、
いろんな形、型を何度も、何度も見て覚えることです。
「問もってこれをわかち」とは、
師に問いかけるより前に、
まず自分に問いかけなさいということです。
 自問自答のやりとりをしながら、
ああでもない、こうでもないと考えることで、
学んだことを咀嚼(そしゃく)していくのです。
自分のものにするために興味をもって、
イマジネーションを膨らますことが大切です。
 もし、自分から知りたいと思わなかったら、
問いは出てきません。
また、片っ端から師に質問して答えをもらおうというのは、
学問ではないといっています。
自分の中で十分に考え練って、その後でする質問というのは、
凝縮されていて本質を突く鋭い質問なのです。
 また、よく「要点だけを教えてください」という人がいます。
要点を聞いて、短絡的に「わかった」というのでは、
本当にわかったことにはなりません。
たとえ表現が同じでも、自分の経験を通して学んだこと、
肚に落とし込んで自分で出した答えは
重みがあり、力を発揮するのです。
 まず学び集めて、自問する。
これを何度も、何度も、繰り返すことによって、
学ぶべきことのピントが合ってくるのです。
『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』
      (角川SSC新書)
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引用される場合は必ず引用元を明記されるよう、お願いします
山本真司さんの新刊『実力派たちの成長戦略』から
抜粋した拙著『リーダーの易経』への評価。
   ↓
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 良書だ。是非、お読みいただきたい。
 経営書を読むより何倍も示唆をくれる。
 私も、目からウロコが何枚も落ちた経験をした。

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博多セミナーからの帰りの新幹線で
大谷由里子さんからFBメッセージが届いた。
「何時に名古屋に着かれますか?
 もし、お疲れで無かったら、お会いしたいです。
 無理しないでください。」
名古屋ですと!?きゃっ!やったあ!
大谷さんは長崎から、私は博多から名古屋駅で合流、
素敵なシンクロ!二人で飲んでました♪
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長良川大学・岐阜東洋文化 共催「易経講座」
多くの方にお越し頂きました。満席感謝!
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懇親会、盛り上がりました!
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次回は来年2月です。
【長良川大学・岐阜東洋文化 共催(年4回)】
 平成28年 2月20日(土)14時~15時半(受付は13時30分~)
 人生に生かす易経・平成27年度 第4講義
タイトル:【・】
会 場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円(予約不要)
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
※終了後のお茶会・飲み会もあります。
※年4回、原則第3土曜日です。
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盛和塾北大阪27年度の易経講座は無事終了。
28年度は 3/17、6/16、10/20、12/22 の4回です。
致知出版社主催「易経」最終講座無事終了!
皆さま、ありがとうございました!
平成28年7月までお元気で~♪
毎年7月から致知出版社主催の易経講座開催。
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満席感謝!
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雑誌「致知」5月号より
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致知出版社主催の易経講座CD・全5巻発売中!
平成25年7月~12月に開催された
致知出版社主催『易経講座』を収録。
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多くの方の、また遠方からのご参加を頂きました。満席感謝!
東洋文化振興会(名古屋)次回は来年10月。
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         ☆
多くの方にお越し頂きました。満席感謝!
ザ・シチズンズ・カレッジ易経講演 in 銀座
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         ☆
日経オーディオブック
「江守徹の朗読で楽しむ易経入門~解説:竹村亞希子」

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平成27年
★12月
9日ーNHK文化センター「易経」講座
11日ーアン・サリーのライブへ
15日ー午後は囲碁のお稽古、夜は「忘年歌の会」
16日ーNHK文化センター「易経」講座
18日ー大阪で講演
26日ー忘年会

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