断食3日目!~毎年恒例のお盆一週間断食45回目
私にとって断食は“修行”でなく“道楽&健康管理”です。
ふだんの暴飲暴食の罪滅ぼしに内臓を休ませてあげます。
今朝の体重は
減食2日間+断食2日で、1.8 Kg 減。
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【易経一日一言】や講演・セミナーのお知らせは
別に書いてます。
↓
一生ものの型を築く/いつ進む、いつ止まるの見極め方/
独自性を生み出す―君子終日乾乾~帝王学の書~8月6日の易経一日一言
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「8/2,3日の減食2日間を経て8/4~10の一週間断食 」
☆『人参の絞り汁』を昼と夕の2回。
今回は初めて酵素とハーブティを取り入れてみた。
水は1日3リットル以上。
昨年初めて使った、KOBOジュースを朝1回。
☆朝夕、金魚運動・毛管運動・合掌合蹠運動。
☆毎日2~3回の水風呂。
☆洗腸を1回。
☆散歩は涼しい時間帯に。
☆マリンマグ(粉)(副作用のない瀉下剤)朝晩に飲用。
断食は身体の大掃除です。
栄養吸収がないため腸の働きがおちるので
緩下剤で補助し、水分の補給が必要です。
一般的な下剤は化学物質を含むので断食中には使用出来ません。
スイマグやマリンマグは生薬で粘膜の傷も治します。
緩やかな作用の下剤なので断食中も害はありません。
また一日一回の洗腸は水分補給も兼て、楽になります。
※大昔は西式やヨガ他、数か所の断食道場を巡りました。
25年以上前から、自宅で工夫しながらやってます。
水を飲むだけの「本断食」も昔は数回やりました。
『果物の絞り汁』『寒天断食』『スマシ汁断食』…etc.
今年は『人参ジュース&酵素&ハーブティ』断食です。
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☆ 食生活は運命を変える!? ☆
【食は命なり】~ 水野南北(江戸中期の観相学の大家)
(1760~1834)
江戸中期の 偉大な観相見に
「水野南北」という 人物がいました。
彼は、
『食は命なり』 という名言を残しています。
「飲食により、人間の運命が変わる」
という意味です。
水野南北の経歴は それだけでも 数奇な人生です。
両親を早く失い
子供の頃より 盗み 酒を覚え
長ずるに 酒と博打と 喧嘩に明け暮れ
18歳の時、酒代ほしさに 押し込み強盗をしでかし
とうとう 牢屋に 入れられました。
ところが これが 観相学への第一歩となったのです。
南北は 牢屋の中で
罪人たちの顔を まじまじと 観察して
ある事実に 気付きます。
それは
「人の顔には それぞれ相がある」
ということでした。
入牢している 罪人たちの顔と
娑婆に過ごす 一般人の顔とでは、
その特徴に 著しい相違が ありました。
この時点から 南北は
観相学に 興味を持つ様に なります。
出牢後、大道易者に
「剣難の相がある。1年は生きられない
死相が出ている」と告げられ
その災いから逃れるため 禅寺へ行き、出家を願い出ます。
住職に
「1年間、米飯を口にせず、
麦と大豆のみで過せたら入門を許す」と言われ、
南北は 生命の危機の恐怖から
好きな酒も ぷっつりと絶ち
麦と豆を常食にし、川仲仕をして暮らします。
1年後、易者と再会し
「不思議だ!剣難の相が消えている!!
何か大きな功徳を積まなかったか」と聞かれ
別に 何もしなかったが
食事を 麦と豆だけにしたことを言うと、
「食を節することは 天地に陰徳を積むことであり
それにより 知らず知らずに 天録が書き換えられ
相まで変わったのだ」と教えられました。
これが契機となり 観相学に興味を持ち、その道を志します。
まず3年間、散髪屋の小僧になって 頭の相を研究。
次の3年間、風呂屋の三助をして 裸体を観察。
これで 生きている人間は 「よし、解った」と。
さらに3年間、
火葬場の隠亡(おんぼう・・・死体を処理する人)をして
死者の骨相や 死因がわかっている死体を観察。
これ以降も 研究を積み重ね 学究の徒と 化していく。
神道や 仏教から始まり、儒教、史書、易まで網羅する。
南北の名である 南と北は 火と水であり
陰陽 すなわち「易」である。
しかし そこまで研鑚を 積み重ねても
従来の観相学では 百発百中とはいえず 悩んだ末に
伊勢の五十鈴川で 断食水行50日の荒行を行い
断食のさなか 天啓が訪れる。
『食は命なり!』~「人の命運は総て食にあり」
南北は喝破した。
美味大食を戒め「慎食延命法」を説くに至る。
以後、観相にあたっては
必ず詳細に その人の食生活を聞いて 占断を下し
外れることが なかったという。
また凶相の者でも 食生活を改善することにより
運を変えることが 出来るとし
『南北相法極意』を執筆、
後『相法修身録』と改題し 刊行され 広く世に知られた。
●
結論として
水野南北の教えの要点は、
いかなる良相・吉運・健康な人であっても
常に美食をし、十二分に食事をしたならば
悪相となり 凶運短命となる。
如何なる悪相・凶運・病弱の人でも
口にする物を節し 食事を腹八分目にする人は
良運となり 健康長命となる、という事です。
◆ エピソード ◆
南北は 人相観に似合わぬ悪相であったため、
地方などへ行った際
偽物と間違われることが しばしばあった。
そのため自分の人相書を 門人に画かせ、
それに身体の特徴を記入して 持ち歩いていた。
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南北の「食を慎む」教えは、
「独りを慎む」~『中庸』 に通ずるものです。
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参考資料
※ 水野南北 著「相法極意修身録」
※ 水野南北著・玉井禮一郎訳「食は運命を左右する」
(「相法極意修身録」の現代語訳 )
※ 小説「だまってすわれば―観相師・水野南北一代」
神坂次郎著
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【断食スケジュール】
4日ー断食1日目
}恒例お盆一週間断食45回目
10日ー断食7日目、終了(一週間断食)
11日
}回復食 通常は10日間ほどだが今回は短くした。
16日
17日ー東京へ
18日ー致知出版社主催「易経」講座&会食
※断食直後の講座です。↓ 第2講座 ↓
満員御礼。
☆今年も7月から致知出版社主催の易経講座が開催。
お申し込みは致知出版社まで
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雑誌「致知」5月号より
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平成25年7月~12月に開催された
致知出版社主催『易経講座』を収録。