「学問」という言葉の出典/速報!NHK広い教室に/閉塞の時代の始まり?/岐阜、名古屋、浜松、仙台、大阪~一般の方も参加可能な「易経」講演会~2014年後半

作成日:2014年9月19日

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【「学問」という言葉の出典】
「君子は学もってこれを聚(あつ)め、
問(もん)もってこれをわかち、
寛かんもってこれに居り、仁もってこれを行なう。
易に曰く、見龍田に在り、
大人を見るに利ろしとは、君徳なるなり。」
 
竹村 意訳:
 師に学び、学ぶべき基本の型の数々を集めたなら、
疑問点をまず自分に問いかけて、理解を深めることだ。
その時に自分の考えで何が是か非かなどと決め付けず、
正解は一つではないと探究しながら、
あらゆることを受け容れる寛容な姿勢が大切である。
そして学んだことを、人や物事に対して、
思いやりをもって実践する。
初心の見龍が、大人を仰ぎ見て基本を体得するならば、
君子の徳を身につけるだろう。
「学もってこれを聚(あつ)め、問もってこれをわかち」
という一文は、「学問」という言葉の出典になっています。
基礎を作るために必要なものを集めるということです。
それは、何か一つだけではなく、
いろんな形、型を何度も、何度も見て覚えることです。
「問もってこれをわかち」とは、
師に問いかけるより前に、
まず自分に問いかけなさいということです。
 自問自答のやりとりをしながら、
ああでもない、こうでもないと考えることで、
学んだことを咀嚼(そしゃく)していくのです。
自分のものにするために興味をもって、
イマジネーションを膨らますことが大切です。
 もし、自分から知りたいと思わなかったら、
問いは出てきません。
また、片っ端から師に質問して答えをもらおうというのは、
学問ではないといっています。
自分の中で十分に考え練って、その後でする質問というのは、
凝縮されていて本質を突く鋭い質問なのです。
 また、よく「要点だけを教えてください」という人がいます。
要点を聞いて、短絡的に「わかった」というのでは、
本当にわかったことにはなりません。
たとえ表現が同じでも、自分の経験を通して学んだこと、
肚に落とし込んで自分で出した答えは
重みがあり、力を発揮するのです。
 まず学び集めて、自問する。
これを何度も、何度も、繰り返すことによって、
学ぶべきことのピントが合ってくるのです。
      『リーダーの易経 第四章』より
『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』
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           ☆
おまけ。
【閉塞の時代の始まり?】
否はこれ人に匪(あら)ず、
君子の貞(てい)に利(よ)ろしからず、
大往き小来るとは、すなわちこれ
天地交わらずして万物通ぜざるなり。
             (天地否)
天地否(てんちひ)の卦(か)は閉塞の時代を表す。
陰陽が交わらず、人々は背き合い、
何も生まれないから、国も家庭も崩壊する。
まさに暗黒の時代である。
「否(ひ)」は、
儀式の際に神に捧げる祝詞の入れ物の「口」に「不」、
つまり蓋(ふた)をして、天との交流を断絶するという字。

天との交流を断つのは人でなしのすること。
天地否の時代は人災によりもたらされる。

※7月24日の『易経一日一言』より。
 天と地は、たとえば経営陣と従業員
 政府と国民とか・・・
           ☆
  【速報】
超ブレイク塾主催:東京渋谷にて
『90分でわかる!リーダーの易経「超」入門編』

 11月5日(水)18:30~ 
http://www.school-superbreak.com/ekikyo_2hr/
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平成26年の
一般の方も参加可能な「易経」講演会のお知らせ。    
どなたでもご参加いただけます

☆講演やセミナーで私が主催するものは一つもありません。
 それぞれ主催者がいらっしゃいます。
  申込みが不要のものもあります。
ほとんどの私の講演は、企業や官庁関係の主催のため
 一般の方はお聴きいただけません。
 下記は、一般の方もご参加いただけます。

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☆【長良川大学・岐阜東洋文化 共催】
26年9月20日(土)14時~15時30分
 人生に生かす易経・平成26年度 第2講義
タイトル :【水天需・天水訟】
 水天需は時節の到来を待つ卦であり、飲食宴楽しながら悠々と待つ。
 天水訟は争いの卦。後に争いが起こらないように始めの段階でよく考える。
(受付・開場は13時30分より)
会  場 : 岐阜市生涯学習センター(JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会  費 : 1,000円(予約不要)
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
平成26年度
11月15日、
平成27年
2月21日
※年4回、原則第3土曜日です。
東洋文化振興会(名古屋)
 平成26年10月11日(第2土)14時~16時
   (受付・開場は午後1時30分より)
 タイトル:『地水師(戦いの道)・水地比(人の和)』
 会 場 :新日本法規出版本社別館・名古屋支社4F「大会議室」
       名古屋市中区栄1-26-11
      (地下鉄伏見駅6番出口徒歩10分)
 会 費 :毎回 800円(予約不要)
 主催・事務局:東洋文化振興会
仙台で講演&交流会
 平成26年11月1日(土)
 ※詳細は後日。
NHK文化センター浜松教室1日講座
 一般の方もお聴きいただけます
 平成26年11月8日(土)15:00~16:30
 タイトル:【龍が教える帝王学~中国古典「易経」】
 会 場 :浜松駅東隣アクトプラザ内
      053-451-1515 (要予約)
 会員 2,700円
 一般(入会不要) 2,916円

 ネット予約:https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_982851.html
【盛和塾北大阪自主例会】
テーマ【天水訟・地水師】易経講座第7回
開催日:平成26年11月17日(月)(年内最終)
    午後6:00~午後9:00(受付は5時半から)
 (午後7時30分頃に10分ほどのコーヒーブレイク)
場 所:大阪リバーサイドホテル(JR桜ノ宮駅【西口】より徒歩2分)
    TEL:06-6928-3251
※一般の方もオブザーバー参加できます。
   (占いの講座ではありません)
ご希望の方は盛和塾北大阪事務局までご連絡ください。
  FAX:06-6352-7535
  miyajima@taiyo-kaikei.com
       ↓
オブザーバー会費:2,000円(当日受付でお支払ください)
NHK文化センター京都教室1日講座
 一般の方もお聴きいただけます
 平成27年早々
 タイトル:【龍が教える帝王学~中国古典「易経」】
 ※詳細は後日。
NHK文化センター名古屋教室「易経」講座
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※易経全文を10年かけて読み込んでいます(1997年10月より)
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