幾と機と期を観る~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2013年11月30日

今日と明日の2日分です。
~帝王学の書~11月30日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆幾と機と期を観る☆
「幾」は、「ごく僅(わず)か」「兆し」「機微」を意味する。
「機」は仕掛けを動かす小さな木軸。
そこから、物事の仕組みのツボ・勘所という意味がある。
「期」は約束された時。時が熟し、満ちることである。
「幾と機と期を観る」とは、物事を成し遂げるために必要な力である。
 
ごくわずかな物事の変化の兆しを察し、
その物事を動かす勘所に焦点を合わせたら、後は、
時の熟するのを待つことが大切である。
~帝王学の書~12月1日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆神 武(しんぶ)☆
神(しん)はもって来(らい)を知り、
知はもって往(おう)を蔵(おさ)む。
それたれかよくこれに与(あずか)らんや。
古の聡明叡知、神武(しんぶ)にして殺さざる者か。
                (繋辞上伝)

霊妙な徳をもって未来を知り、過ぎ往く過去を蔵(おさ)める叡知を持つ。
過去と現在、未来を掌握するなど誰ができるだろうか。
 
それは聡明叡知にして、神武(しんぶ)を持ち、
人を殺さなかった古代の聖人であろう。
「神武(しんぶ)」とは、神の如き武勇。
刑罰を用いたり威嚇しなくても、人が心服する武徳。
神武天皇の諡(おくりな)の出典という説もある。
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竹村亞希子 オフィシャルサイト
『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
        ☆
26日は致知出版社主催『易経講座(全5回)』第4講でした。
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毎回ご参加! 日本BE研究所の行徳哲男先生、80歳。
「易経がこんなに面白かったとは!?」と仰います。
杖は一応持っていらっしゃいますが、まったく使用されず。
私のキャリーバッグを「亞希子さんには持たせない」と、
ご自分の荷物と杖を持たれてスタスタと早歩き~(笑)
ますますお元気になられました。
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最終の第5講は12月19日です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
しかしレベルは落とさない!
「超・超入門講座」にしようと試行中。
なので、私自身の学びになっています。

※受講生さんは90名。
易経に何度か挑戦したものの難解さに断念された方や
初めての方が多い。あと1回、伝わるための創意工夫を。
初回の致知の易経講座は2007年、そのテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版された。
致知出版社主催の易経講座は6年半振りの開講です。
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春の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で
CDになって発売中! 詳細は致知のHPへ
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        ☆
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において
平成24年5月27日、ベストセラー1位に。
★12月
2日ー東京へ
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第7期応用編2回目
4日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第13期入門編2回目、終了後は名古屋へ
10日ー弊社忘年会
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー西尾市で講演
17日ーSAM例会&忘年会
18日ー東京へ
19日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』最終講
22日ー冬至
25日ーNHK文化センター「易経」講座&忘年会
26日ー某会へ
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター、大阪盛和塾、
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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