前兆、予兆、前触れは、シグナル/洞察力を養う~帝王学の書~7月31日の易経一日一言

作成日:2013年8月1日

久し振りに囲碁のお稽古に。
午後は事務所へ、
夜はNHK文化センター「易経」講座
~帝王学の書~7月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆洞察力を養う☆
洞察とは物事の裏にある本流を見抜くこと。
また、外側に現れない人の心、内面の動きを読むことも洞察である。
 
洞察力を説く風地観(ふうちかん)の卦(か)には、
洞察に至る段階が次のように記されている。
 第一「童観(どうかん)す」――幼い子供の目。
    何が起きているかという現象だけを観る。
 第二「窺(うかが)い観る」――人の見解を聞いて物事を窺い知る。
    広く世間を知らず、小さな視野で物事を観る。
 第三「我が生を観る」――主観的に観る。
    自分を省みて、出処進退の行動を判断するが、
    まだ客観視(きゃっかんし)には至らない。
 
第四「国の光を観る」――物事を客観視できる段階。
    国民のささいな表情やしぐさから、その国のリーダーのあり方、
    国全体の情勢を察する。
    表面にとらわれず物事の質を観る段階である。
 第五「民を観て我が生を観る」――起こっている物事を写し鏡のように観、
    物事全体を正しく導くために何をすべきかを知る。
 
要するに、現象だけを観る、人の話から物事を窺い観る、
自己中心的に物事を観る段階では洞察には及ばない。
深い洞察のためにはまず、全体を広く客観視する
大局観(たいきょくかん)を養わなくてはならないのである。
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竹村亞希子 オフィシャルサイト
致知出版社主催の『易経講座(全5回)』第1講、受講者様90名(定員80名)で無事開講。
読もうとして何度か挑戦したものの、その難解さに断念された方や、
易経が初めての方が多かったので超超入門講座になりました。
初回の講座は2007年、この時のテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版されました。
致知出版社主催の易経講座は2回目、6年半振りの開講です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
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『易経一日一言』(致知出版社)
一日一言
           ☆
アクションパワー社長の大津たまみさんが7/15中部経済新聞に推薦!
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“超訳易経シリーズ”第2弾『リーダーの易経』と題して
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           ☆
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前兆、予兆、前触れは、シグナル
前もって時の変化を報せるのが兆しです。
前兆、予兆、前触れは、時の方向を示すシグナルです。
たとえば大事件や事故が起こった場合
その時点では突発的な出来事に見えますが
後になって「あれが前兆だったのかもしれない」
と気づくことがあります。
その時、気づいていれば大事に至らなかったことは
何かが変だ、いつもと違うと感じる程度の
ほんの些細な動きであったりします。
        ☆
超訳・易経 カバーS
超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
  本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
平成24年5月27日、ベストセラー1位に!
★7月
31日ーNHK文化センター「易経」講座
★8月
2日ー台本塾4日目(最終)
5日ー東京へ、夕方3時間で告知用の収録
6日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第6期応用編4回目
   終了後は受講生OBの歌手さんのCD初リリースを祝う食事会
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第12期入門編4回目、終業後は名古屋へ
8~9日ー減食
10~14日ー断食5日間
15日ー回復食スタート
19日ー東京へ
20日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第2講
25日ー名古屋で講演、夜は東京へ移動
27日ーSAM8月例会&懇親会
28日ーNHK文化センター「易経」講座
29日ー会食
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾をはじめ、NHK文化センター
 東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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