~帝王学の書~7月5日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆大器晩成☆
天の衢(ちまた)を何(にな)う。
亨(とお)る。 (山天大畜)
「衢(ちまた)」とは十字路。
「天の衢(ちまた)を何(にな)う」とは、四通八達、
広大無辺な天の十字路をその背に負うこと。
つまり、蓄積したものの完成を意味し、
縦横自在に大きな働きを為すことを表している。
能力を縦横自在に発揮できるのは、大きな蓄積があればこそ。
天才は努力によって引き出されるのである。
大器は晩成す。困難や挫折を幾度も乗り越え、
大きな力を蓄えることで、本来持つ無限の飛躍の時を迎えることができる。
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『易経一日一言』(致知出版社)
☆
盛和塾北大阪の講演、楽しかったです。
次回は9月9日、11月11日と定期的に開催します。
オブザーバー参加もOKです。
詳細は後日お知らせします。
致知出版から、定員80名満席と連絡が!
えっ?! こんなに早く?!
ありがとうございます! 感謝でいっぱいです!
致知出版社主催の
『易経講座(全5回)』。
初回の講座は2007年、この時のテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版されました。
今回の易経講座は第2回目、6年半振りの開講です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
☆
先日の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で、
CDになって発売されました! 詳細は致知のHPへ
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西澤一浩さん(超ブレイク塾主催)が易経メルマガを毎朝発行!
拙著の『易経一日一言』から独自に選んで配信。ご希望の方はご登録ください。
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究極の困難に遭遇したら? 一休和尚の遺言
☆ 究極の困難に遭遇したら? ☆
★ 一休和尚の遺言 ★
だれでも 一生に一度や二度は
トラブルに巻き込まれたり、問題が生じたりして
悩んだり 苦しんだりします。
人生が長ければ 当たり前のことで
避けようとして 避けられるものではありません。
こうしたときに どう対応するか。
他人のことなら 客観的に 判断できるけれど
こと自分が 当事者になると
出口なしの状態に 陥ります。
●
「天命に安んじて人事を尽くす」
仏教家・清沢満之
※(「人事を尽くして天命をまつ」
『読史管見』~の逆転の発想 )
●
悩んでいるひとに わたしは先ず
「考えなさい」 と忠告します。
悩むのは 「ああ、どうしたらいいのだろう」
と出口なしの状態に なっているのだから
問題解決には 全然つながりません。
悩んじゃ ダメ。
生じた以上、問題は無くならない。
時間も 後戻りしてくれない。
無駄な悩みや 苦しみに
振り回されないように。
まず、起きている事態を
事実として 冷静に 受け容れること。
そして、考える。
徹底的に考えて、工夫する。
これで たいていの場合は
最善の対処法が見つかります。
●
考えても 解決法がないと思ったなら
考えることを 放棄する。
忘れる。
悩まない。
考えても どうしようもないことなら
問題そのものを 忘れることにしよう。
これが一番。
そして 笑う!
何があっても笑う!
大声で笑うと
笑ったことで 気持ちが楽になる。
楽しくなる。力が抜ける。
緊張感がほぐれる。
●
「薬を10錠飲むよりも、
心から笑った方が ずっと効果があるはず」
暗い青春時代を送った
アンネ・フランク『アンネの日記』より
●
問題が生じると、考えないで
ただその場から 逃げるひとがいます。
こんな状態はイヤだ。
だから逃げる。
辛いから、早く忘れたい。
早く終わって欲しい。
これは
「考えても仕方ないことは、放棄する」
ということとは 似て非なるものです。
逃げるひとは、責任を他人に押しつけます。
自分が悪いんじゃない。
あいつが悪いんだ、とか
運が悪かったんだ、とか
そういい逃れて
自分では何一つ 責任をとりません。
●
しかし、人間は
自分が一番嫌ったり 怖れるものから
逃れることはできない、
という宿痾(しゅくあ)が あります。
逃げれば逃げるほど 追いかけてくる。
「これだけは いやだ」という気持ちと、
それが追いかけてくるのは
同時に発生するのです。
●
「苦難の時に動揺しないこと。
これが真に賞賛すべき卓越した人物の証拠である」
ベートーベン
「君子固(もと)より窮す。
小人窮すれば斯(ここ)に濫(らん)す」
孔子『論語』より
●
究極の困難と遭遇したら?
その対処法として 提示されるのが
一休和尚の遺言です。
一休和尚は 死に臨んで
一通の遺言状を残し、壺に入れました。
そして弟子達に 言い残しました。
「どうしようもない問題が出てきて、
誰も解決できなくて
本当に とことん 困ったときには
皆で これを開けなさい」
数年を経て 弟子達は、
如何ともしがたい問題と ぶつかりました。
一同が 壺のまわりに 集まり
一休和尚の遺言を 開封しました。
それを一読するや、
弟子達は 心を悩ましていた
その問題から 解放されました。
遺言状には、こう書いてありました。
「しんぱいするな。なんとかなる」
☆
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
平成24年5月27日、ベストセラー1位に!
★7月
5日ー台本塾1日目
10日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー会食
13日ー某会に出席
16日ー午後はSAM例会、夜は会食
18日ー台本塾2日目
19日ー台本塾3日目
23日ー大阪でセミナー
24日ーNHK文化センター「易経」講座
25日ー名古屋で講演&懇親会、終了後は東京へ移動
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第1講
30日ー老子の会
31日ーNHK文化センター「易経」講座
★8月
2日ー台本塾4日目(最終)
5日ー東京へ
6日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第6期応用編4回目
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第12期入門編4回目、終業後は名古屋へ
8~9日ー減食
10~14日ー断食5日間
15日ー回復食スタート
19日ー東京へ
20日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第2講
22日ー大阪へ
23~24日ー伊勢外宮御白石持ち
25日ー名古屋で講演、夜は東京へ移動
27日ーSAM8月例会
28日ーNHK文化センター「易経」講座
29日ー会食
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾・NHK文化センター
東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
どなたでもご参加いただけます。