~帝王学の書~6月20日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆助けを求めて吉☆
馬に乗りて班如(はんじょ)たり。
婚媾(こんこう)を求めて往けば、吉にして利ろしからざるなし
(水雷屯)
何とかしなければと馬に乗ったものの、自らの力不足を知って、
地位が下の英傑に助けを求めるのは吉である。
これは新しい物事の始め、また新たな改革を行う時は
新しい知識や方法が必要であることを教えている。
「班如(はんじょ)」とは引き返すこと。
「婚媾(こんこう)」は婚姻を意味するが、
ここでは下位の人に助けを乞うという意味。
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『易経一日一言』(致知出版社)
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盛和塾北大阪の講演、楽しかったです。
また9月、11月と、定期的に開催します。
オブザーバー参加もOKですので、後日お知らせします。
致知出版から、定員80名満席と連絡が!
えっ?! こんなに早く?!
ありがとうございます! 感謝でいっぱいです!
致知出版社主催の
『易経講座(全5回)』。
初回の講座は2007年、この時のテープ起しが
『人生に生かす易経』として出版されました。
今回の易経講座は第2回目、6年振りの開講です。
初心の方にも分かり易く、興味深く、より面白く!
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先日の致知出版社主催:「古典に学ぶ一日セミナー」が好評で、
CDになって発売されました! 詳細は致知のHPへ
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西澤一浩さん(超ブレイク塾主催)が易経メルマガを毎朝発行!
拙著の『易経一日一言』から独自に選んで配信。ご希望の方はご登録ください。
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※ご友人・お知り合いへの転送はご自由になさってください
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『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
【陰の力と陽の力の違い】
陰の力と陽の力の違いで、私がおもしろいと思った話があります。
以前、読んだ本のなかに書いてあったトップセールスマンについての話です。
ほとんどのトップセールスマンは、陽のやり方をします。
明るく、快活でバンバン売り込み、能弁で、
聞かれたことにきちんと答えて切り返します。
ところが、自動車や百科事典、ピアノなど高額商品を売るトップセールスマンは、
一見、ぼうっとしていてやり手には見えず、
もともと口べたで積極的には切り込めない。
どうしてこの人がセールスなんてしているのだろうと思うような人が
桁違いに売り上げるというのです。
やり手のセールスマンは、断られても
「これもいいですよ、あれもいいですよ」といってきます。
するとこちらは売りつけられそうで、「早く帰って」という気持ちになります。
ところが消極的で内気なセールスマンの場合、
断られたら「そうですか……」とそれ以上なにもいえないのです。
すると、なんとなく不憫に思ったお客のほうから、ひと言話しかける。
それがふんわりと吸収されて・・・
【陰の力と陽の力の違い(2)】
剣道家である私の知人は、以前、乾為天の龍の話はまさに武道論だといって、
とても感激してくれたのですが、
積極的に攻めていく剣道家がほとんどのなかで、
たぐいまれな陰の力を発揮する剣道家がいることを話してくれました。
数少ない剣道の最高段位、八段を取得したその師範の戦いぶりは
「力に頼らず、勝とうとしないで負けない」もので、とくに見事だといいます。
七十代になるというその師範も、若い頃には前へ前へと
積極的に攻め入る戦い方をしていたそうですが、
あるときから試合中、ぴたっと動かなくなったそうです。
静かに空気が流れるなかで、相手が攻めてくると一瞬で勝負を決めてしまう。
その優雅でしなやかな動きは、ほれぼれするほど美しいというのです。
師範はいつも弟子に「先に打つな、退(さ)がるな。
相手がしかけてきた時に打て」と指導しているそうです。
剣道をやったことのない私でも、それがどんなに難しいことかは想像ができます。
「まさに陰の力ですね」と私も感服しました。
『超訳・易経』より
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』
本体価格861円(税込み)(角川SSC新書)
三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
平成24年5月27日、ベストセラー1位に!
★6月
21日ー会食
22日ー日帰りで東京へ「碎啄の会」
26日ーNHK文化センター「易経」講座
★7月
1日ー東京へ
2日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第6期応用編3回目
3日ー易経東京セミナー「超ブレイク塾」第12期入門編3回目、終業後は名古屋へ
5日ー台本塾1日目
10日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー会食
16日ー午後はSAM例会、夜は会食
18日ー台本塾2日目
19日ー台本塾3日目
24日ーNHK文化センター「易経」講座
25日ー名古屋で講演、夜は東京へ移動
26日ー致知出版社主催『易経講座(全5回)』第1講
31日ーNHK文化センター「易経」講座
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※超ブレイク塾・NHK文化センター
東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習(岐阜) 等の主催は
どなたでもご参加いただけます。