小人は国を乱す・晦(かい)を用いる~帝王学の書~2日分の易経一日一言

作成日:2012年6月14日

今日、明日と弊社の研修旅行で伊豆長岡へ~♪
そのため、易経一日一言は2日分です。
プレジデント別冊2012.6.21号44頁 
2005年にPHPから出版した『リーダーの易経』の書評が載っていた!
私が初めて書いた易経の本。
7年前の出版だが、3年前に絶版になった。
当時の中古本市場で、1万3千円のプレミアがついたため、
直後に『リーダーのための「易経」の読み方』として改訂版を出版した。
この本、25年間の200本以上テープ起しの中から抜粋して、7年かけて書いた。
龍の話は、この本が一番濃い!
『リーダーのための「易経」の読み方』(長崎出版)が、
『リーダーの易経』(PHP)の改訂版です。

2冊ともまたプレミアがついて高額になってしまいました。
『リーダーの易経』(PHP)は4500円~。
『リーダーのための「易経」の読み方』(長崎出版)は、3250円~です。
近いうちに手持ちの『リーダーの易経』を少し中古本ルートで流通させます。
また改訂版の『リーダーのための「易経」の読み方』は
一般のルートにのせて貰えることになりました。
お読みになられたい方は、安くなってからご購入ください。

 プレジデント

リーダー

超訳・易経 カバー25s 

超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)

本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 

三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
5月27日、ベストセラー1位になりました! ありがとうございます!
新書部門のベストセラー1位 (5月28日)
三省堂新書1位2列
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
丸善2位
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
          ☆
~帝王学の書~6月12日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆晦(かい)を用いる☆
衆に莅(のぞ)み、晦(かい)を用いてしかも明なり。
                  (地火明夷)
「晦(かい)を用いて」とは、
自分の才能や地位を隠し、人の目をくらますこと。
これを「韜晦(とうかい)」という。
寛大に、知って知らないふりをすることである。
リーダーがあまりに明察聡明で細目をやかましくいえば、
部下は自分の能力を発揮できなくなる。
「韜晦(とうかい)」は、時によって人を伸ばすための明らかな知恵となる。
 
要するに、人々に相対するのに、時には馬鹿を装えという教えである。
~帝王学の書~6月13日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆小人は国を乱す☆
大君命あり。国を開き家を承けしむ。
小人は用うるなかれ。    (地水師)
戦が終わると功績があった者を諸侯に取り立て、また官職に命ずる。
しかしその時、功績があったとしても、小人は重用してはならない。
 
これは人材登用の鉄則として用いられてきた言葉。
古くは『書経』にも同様の言葉がある。
功績をあげても、自分の利益だけを考え、
人からの信頼を得ない小人は、必ず国を乱す。
ゆえに金銭をもって賞すにとどめ、大任を与えてはならないのである。
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『易経一日一言』(致知出版社)
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