無作為~帝王学の書~6月2日の易経一日一言 (2)

作成日:2012年6月3日

 超訳・易経 カバー25s 

超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)

本体価格861円(税込み) 発売日 2012年5月10日 
 
 三省堂書店名古屋高島屋店の、新書・ビジネス書2部門において、
5月27日、ベストセラー1位になりました! ありがとうございます!
 
 
 ビジネス書部門のベストセラー1位 (5月27日)
 三省堂ビジネス1位

 
 新書部門のベストセラー1位 (5月28日)

三省堂新書1位2列
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
丸善2位

「?辞伝」には、「君子は幾を見て作(た)つ」と いうことばがあります。

私欲や期待をぬぐい去って、事実を受け止めたときに、

本当に必要なことが見えてくる。

それがわかったら、すばやく判断し、行動しな さいと教えています。

 

易経が教えている「時の的を射る」という意味の「時中」、

「中する」ということは、自然の変化に従って、

確信をついた行動をするとい うことなのです。

 

「天命祐(たす)けず、行かんや」とは、

人間はすでに無為の自然に養われているから、

その流れを外れて人欲に走っても天は助けない。

一体どこへ行こうというのかということです。

 

自然に則して生きるとは、自分の願望を追うことではない。

人間は何かしなければ生きていけないと思っていますが、

むしろ、ほとんどの望みや欲を省くことで、最も大切なことを得るといいます。

 

        『超訳・易経』 第五章より

詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ

 

 
爆! 爆爆! 爆笑~~!!
よびりんさんが、易経を軽妙洒脱に解説してます!

          ☆

 ~帝王学の書~6月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆無作為☆
耕(たがや)さずして獲(え)る。
?(し)せずしてよする時は、往くところあるに利あり。
                 (天雷无妄)

田畑を耕さなくとも収穫がある。
また、「?(し)せずしてよする」開墾せずとも田畑がこなれる。
思い込みを捨て、洞察力を持ち、自然に則して生きるならば、
本来、耕作や開墾すら必要ないという意味である。
 
天雷无妄(てんらいむぼう)の卦(か)は、
作為せず自然の法則のままにまかせたなら、天は万物を養うと説いている。
 
我々は時として「何もしない行為」を知らなくてはならない。


まさしく、『奇跡のリンゴ』木村秋則さんと言えよう。

 

 

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『易経一日一言』(致知出版社)
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