『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
丸善丸の内本店の新書部門でベストセラー2位!(5/28)
「?辞伝」には、「君子は幾を見て作(た)つ」と いうことばがあります。
私欲や期待をぬぐい去って、事実を受け止めたときに、
本当に必要なことが見えてくる。
それがわかったら、すばやく判断し、行動しな さいと教えています。
易経が教えている「時の的を射る」という意味の「時中」、
「中する」ということは、自然の変化に従って、
確信をついた行動をするとい うことなのです。
「天命祐(たす)けず、行かんや」とは、
人間はすでに無為の自然に養われているから、
その流れを外れて人欲に走っても天は助けない。
一体どこへ行こうというのかということです。
自然に則して生きるとは、自分の願望を追うことではない。
人間は何かしなければ生きていけないと思っていますが、
むしろ、ほとんどの望みや欲を省くことで、最も大切なことを得るといいます。
『超訳・易経』 第五章より
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
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よびりんさんが、易経を軽妙洒脱に解説してます!
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~帝王学の書~6月2日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆無作為☆
耕(たがや)さずして獲(え)る。
?(し)せずしてよする時は、往くところあるに利あり。
(天雷无妄)
田畑を耕さなくとも収穫がある。
また、「?(し)せずしてよする」開墾せずとも田畑がこなれる。
思い込みを捨て、洞察力を持ち、自然に則して生きるならば、
本来、耕作や開墾すら必要ないという意味である。
天雷无妄(てんらいむぼう)の卦(か)は、
作為せず自然の法則のままにまかせたなら、天は万物を養うと説いている。
我々は時として「何もしない行為」を知らなくてはならない。
まさしく、『奇跡のリンゴ』木村秋則さんと言えよう。
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