今日は午前中が囲碁のお稽古、午後は事務所へ、夜はNHK文化センター「易経」講座
『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)
諦観のすすめ
現代は「追い剥ぎにあう時」山地剥の時代。
乾為天でいえば、亢龍が地に落ちようとしている陽の時代の終わり。
どちらも衰退していくという状況は同じです。
こういう時代では、状況を諦観することでなにをすべきかが見えてくるものです。
(中略)
私も四十を過ぎた頃に、「人生を諦観する」ということがわかるようになりました。
諦観することは、開きなおりではありません。
できないことが見えてくると、そこから人生がおもしろくなってきます。
できることとできないことの仕分けがはじまると、できないと思っていたら、
こんなこともできる、あんなこともできると思うようになります。
身をかがめて人生をながめてみてはじめて、
いろいろなことに満足できるようになるものです。
若い頃はあんなこともしたい、こんなこともしたいと思います。
そうやって過ごしてきて、四十代になってから、
できないことがわかってくると、そこから量から質への転換がはじまります。
孔子ファンには叱られますが、「四十にして惑わず」は
孔子が自らに「惑うな」と言い聞かせたことばだと私は思っています。
昔から四十代は惑う年代です。惑いがあるから諦観できるようになるのです。
『超訳・易経』 第三章より
☆
~帝王学の書~5月23日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆慢蔵誨盗(まんぞうかいとう)☆
蔵(おさ)むることを慢(おろそ)かにすれば盗(とう)を誨(おし)え、
冶(あでや)かなる容(すがた)は淫(いん)を誨(おし)う。
(?辞上伝)
富める人が財産管理をおろそかにすれば、盗んでくれというようなものであり、
艶かしい格好をしていたら、襲ってくれと挑発しているようなものである。
「慢(おろそ)か」とは、気の緩みから怠慢になること。
自分から禍(わざわい)を招いてはならないと警告しているのである。
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★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
詳細は 竹村亞希子 オフィシャルサイト へ
('07.12月日経新聞)
☆
08.11月、上記収録中の江守徹さんと【亞】
★5月
23日ーNHK文化センター「易経」講座
31日ー会食
★6月
4日ー東京へ、夜はLA会
5日ー アスカ東京セミナー第4期応用編4回目、夜はニコル易会へ
6日ー アスカ東京セミナー第10期入門編4回目、終了後は名古屋へ
13日ーNHK文化センター「易経」講座
20日ーSAM例会
27日ーNHK文化センター「易経」講座
★7月
2日ー東京へ、夜は会食
3日ー アスカ東京セミナー第4期応用編5回目
4日ー アスカ東京セミナー第10期入門編5回目、終了後は名古屋へ
6日ー札幌へ、夜は札幌易経セミナーの同窓会
7日ー講演
11日ーNHK文化センター「易経」講座
12日ー博多へ
17日ーSAM例会
20日ー東京で講演
25日ーNHK文化センター「易経」講座
28日ー水行・花火まつり
※私の講演は、企業や官庁の講演がほとんどなので、
関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※アスカビジネスカレッジ・NHK文化センター
東洋文化振興会・長良川大学 生涯学習 等の主催は
どなたでもご参加いただけます。