~帝王学の書~2月17日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆労謙(ろうけん)す☆
労謙す。
君子終わりありて吉なり。
(地山謙)
「労謙(ろうけん)す」とは謙虚に労する。
功労があっても誇らず、自分の地位や身分が高くなっても
謙虚さを終わりまで全うすること。
人は満ち足りれば、ほとんどの場合、慢心する。
謙虚さを全うすることは、なかなかできない。
謙虚に生きることは、いわば自分との戦いである。
これでいいと満足せずに、向上し続ける姿勢である。
作成日:2012年2月19日