~帝王学の書~2月10日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆産みの苦しみ☆
屯(ちゅん)は剛柔始めて交わりて難生ず。
険中(けんちゅう)に動く。
(水雷屯)
新しい事を起こすときは、
必ず上と下の意見の食い違いなど、困難が生じる。
しかし、これは産みの苦しみというもので、
こういう接触の難が生じてこそ、
物事が動き、発展し、成就するのである。
大きな事業やプロジェクトを進める時に
困難が生じるのは当たり前。
産みの苦しみにへこたれず、大いに奮闘すべきである。