午前中はスタッフの勉強会、午後は打ち合わせ。
~帝王学の書~1月24日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆市 井(しせい)☆
往来(おうらい)井(せい)を井(せい)とす。
(水風井)
井戸のまわりには、貧富や地位階級の別に関係なく、
あらゆる人々が往来する。
旅人も、動物も、等しく冷たく新鮮な水の恩沢を受けにやって来る。
庶民の社会を表す「市井(しせい)」という言葉がある。
これは古来、清く澄んだ井戸水のあるところに人が往来し、
集まり、市が立ち、村ができたことから生まれた言葉である。
水風井(すいふうせい)の卦(か)が表す井(せい)の徳は、
移り動かず、常に一定の清い水を湛える日用の徳。
人を選ばず、万人に用いる徳を表している。