始まりを弁(わきま)える~帝王学の書~9月10日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年9月11日

~帝王学の書~9月10日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆始まりを弁(わきま)える☆
帰妹(きまい)は人の終始なり。
説(よろこ)びてもって動く。帰(とつ)ぐところのものは妹(まい)なり。
征(ゆ)けば凶なりとは、位当たらざればなり。
               (雷沢帰妹)

女性がお嫁に行くのは、妻としての人生の始まりである。
しかし、若い女性のほうから夢中になって嫁いでいくのは
始まりの立場を誤っている、と教えている。
 
ここでは男女の婚姻に喩えているが、何事も始めが肝心である。
一時の感情で意気投合し、
お互いの立場(位)を弁(わきま)えずに始めたものは、
結局、成り立つことはない。
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 よく訊かれる質問がある。
 運が強い人と弱い人は、どこでその差が生じるのかと。

       ☆

10月8日(土)14時~16時 
東洋文化振興会(名古屋)で講演 
※どなたでもご参加いただけます

タイトル:『易経~天雷无妄(むぼう)~自然体・無作為・天災と人災』
会 費 : 500円

『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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