鼎の軽重を問う~耳目聡明~帝王学の書~7月18日の易経一日一言

作成日:2011年7月19日

昨日の久し振りの乗馬で筋肉痛が~~~(汗!)
~帝王学の書~7月18日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆耳目聡明☆
巽(そん)にして耳目聰明なり。
        (火風鼎)

火風鼎(かふうてい)の「鼎(てい)」は、
天への供物(くもつ)を煮炊きする大鍋である。
重要な祭器であり、古代中国では国威を表す象徴であった。
そこから統治者の実力や国家権威を疑うことを
「鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問う」というようになった。
 
鼎(かなえ)は王が賢人に饗する際にも用いられた。
賢人が多く集まれば鼎(かなえ)は重く大きくなる。
「巽(そん)」は従順、謙虚。
リーダーが謙虚に賢人の意見に耳を傾け、「耳目聡明」であれば、
国の権威は保たれ、鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問われることはない。
『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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