悦びは志を叶える~帝王学の書~6月23日の易経一日一言

作成日:2011年6月24日

今夜は丸勢会「初夏の会」。
~帝王学の書~6月23日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆悦(よろこ)びは志を叶える☆
説(よろこ)びてもって貞(てい)なるに利(よ)ろし。
ここをもって天に順(したが)い人に応ずるなり。
                (兌為沢)

悦(よろこ)んで進む時、志は通る。
ただし、悦(よろこ)びにも正と不正がある。
賄賂で喜ばせて物事を通すのは、道に反する。
事を行うには、天の道に順(したが)い、
人の誠心に一致していなくてはいけないのである。
 
兌為沢(だいたく)の卦名(かめい)「兌(だ)」は沢。
つまり兌為沢(だいたく)は沢が二つ連なった卦(か)で、
悦(よろこ)ぶ、悦(よろこ)ばせるという意味がある。
また、「兌(だ)」の字は、天の気が降りてきて
祈りを聞き届けるということを示す象形になっている。
『易経一日一言』(致知出版社)
「易経」一日一言.jpg

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