行き過ぎて丁度良いこと~帝王学の書~3月22日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年3月22日


3月11日に発生した東北関東大地震で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。

(有)竹村は、自分たちに出来ることは何かを考え、
心ばかりの義援金を日本赤十字社を通して3/15にお届けしました。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈りしています。
義援金窓口  郵便局・ゆうちょ銀行
口座記号番号   00140-8-507
口座加入者名   日本赤十字社 東北関東大震災義援金
取扱期間     平成23年3月14日(月)~平成23年9月30日(金)
※寄付金額は、2,000円以上から受け付けています。
※詐欺義援金募集にご注意ください。
[担当窓口]日本赤十字社 東北関東大震災義援金担当
Tel: 03-3437-7081  E-mail: info@jrc.or.jp
        ☆
~帝王学の書~3月22日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆行き過ぎて丁度良いこと☆
行いは恭(きょう)に過ぎ、
喪(そう)は哀(あい)に過ぎ、用は倹(けん)に過ぐ。
                (雷山小過)

恭とは丁寧で慎み深いこと。
行いは慎重丁寧に過ぎるくらいが良い。
喪の際には、儀式よりも哀悼を中心に、
少し哀しみの情に過ぎるくらいが良い。
 
物を用いる時は、とかく贅沢に流れやすいので、
少し倹約気味にして丁度良い。
 
雷山小過(らいさんしょうか)の卦(か)は
「少しく過ぎる」ことを説くが、
日常の心がけとして、少し行き過ぎて丁度良いことがあると教えている。
※以下は追加です。
~帝王学の書~1月25日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆信じる力☆
水は流れて盈(み)たず、
険(けん)を行きてその信を失わざるなり。
              (坎為水)

水の性質は流れるところがあれば流れ、
常に動いて止まることがない。
岩にぶつかろうが、険しくとも流れ、
状況がどうであれ、その本質を失うことがない。
 
坎為水(かんいすい)の卦(か)は険難が度重なる時、
その険難から脱する術を説く。
 
どんな困難の中にあろうとも、必ず脱することができると信じる力、
状況を真に受け入れて前に進もうとする力が「水」の本質、「信」である。
~帝王学の書~4月15日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆財成(さいせい)と輔相(ほしょう)☆
后(きみ)もって天地の道を財成(さいせい)し、
天地の宜(ぎ)を輔相(ほしょう)し、もって民を左右す。
                (地天泰)

「財成」は余っているものを減らし、
「輔相」は足らないものを補う。
「左右す」とは、余分を減らし、
不足を補って民を左右両側から助けること。
 
古代、王の主たる務めは財成と輔相であった。
すぐれた王は、天下の経済、物資などを財成し、
輔相して民を助け、生活を安定させることに腐心した。
これを正しく行うことで泰平の世が保たれたのである。
現代でもなお、これは政治の根本であろう。
~帝王学の書~4月16日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆習 坎(しゅうかん)☆
習坎(しゅうかん)は、孚(まこと)あり。
維(こ)れ心亨(とお)る。
行けば尚(たっと)ばるることあり。
            (坎為水)

坎為水(かんいすい)の卦(か)は易経六十四卦の中の四大難卦の一つ。
非常な険難の時を表す。
「習坎(しゅうかん)」の「坎(かん)」は土が欠けると書いて、穴。
「習」は習う、繰り返す。
つまり、穴また穴に陥るというわけで、
苦しみが一層の苦しみを呼び、繰り返すことをいう。
 
それほどの苦しみをどうやって脱すればいいのか。
「孚(まこと)」は、約束事、信じる心、信念、
そして誠心誠意の真心などの意味がある。
「維(こ)れ心亨(とお)る」とは、
この苦しみを必ず脱する時が来ると信じること。
そのようにして苦難と真っすぐに向き合い、耐え続けたならば、
その誠心と信念によって、いかなる険難をも乗り越えられるというのである。
 
人は誰しも、できれば険難に陥りたくはないと思うものだが、
その一方で、苦しみほど人を育てるものはない。
 
この坎為水(かんいすい)の卦(か)は
別名「習坎(しゅうかん)」と呼ばれる。
険難の時に繰り返し習うことを意味するこの言葉を
先人は畏(おそ)れ、尊んできたのである。
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
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【亞】の玉手箱2
09年1月22日に削除された
【亞】の玉手箱
 の、復活日記です。
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08.11月、上記収録中の江守徹さんと【亞】
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★3月
23日ーNHK文化センター「易経」講座
★4月
5日ー東京へ
6日ーアスカ東京セミナー入門編
8日ーお昼の会食
12日ー陶潜会
13日ーNHK文化センター「易経」講座
19日ーSAM
20日ーコンサート
27日ーNHK文化センター「易経」講座
★5月
7日~8日ー酒井義允師匠「木曽御岳遠征碁会」に参加
10日ーSAM
11日ーNHK文化センター「易経」講座
23日ー小林五月リサイタル、名古屋電気文化会館
25日ーNHK文化センター「易経」講座
30日ー東京へ、編集者と打ち合わせ。
31日ーアスカ東京セミナー応用編
★6月
1日ーアスカ東京セミナー入門編、終了後は懇親会
※企業や官庁の講演がほとんどなので、
 関係者以外の方の入場は出来ないことが多いです。
※東洋文化振興会の主催は
 どなたでもご参加いただけます。

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