族を類し物を弁ず~帝王学の書~3月12日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年3月13日

大地震・津波の被災地の方々へ
お見舞い申しあげます。
被害がこれ以上拡大しませんように、祈るばかりです。
よびりんさんの日記から

『平常心 平常心 心を一つにして頑張りましょう』

~帝王学の書~3月12日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆族を類し物を弁ず☆
族を類し物を弁ず。
         (天火同人)

「族」は一族。
立場・身分・能力は違っても、同じ志を持つ同類をいう。
一致協力する時は、志すものが異なっていては成し得ない。
天火同人(てんかどうじん)は、
人と協同して同じ志を達成する道を説く卦(か)だが、
とはいえ同人は何もかも同じという意味ではない。
 
人物をよく見分け、弁(わきま)えて、
同志を集めることが肝心と教えているのである。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
itunestore_audiobook4.gif
 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

関連記事