和して同ぜず~帝王学の書~2月21日の易経一日一言 (2)

作成日:2011年2月22日

今日は久し振りに事務所へ、処理案件が山積みです。
あ、占いスタッフの面接が一件あった~~~!
~帝王学の書~2月21日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆和して同ぜず☆
引きて兌(よろこ)ぶ。
        (兌為沢)

兌為沢(だいたく)の卦(か)が示す、
悦(よろこ)ぶ、悦ばせることにも、正と不正があると説く。
「引きて兌(よろこ)ぶ」とは、小人の不正なる悦ばせ方である。
 
高い地位にある者が、取り巻きを作ろうと、言葉巧みに悦ばせようとする。
若い社員を集めて、自らの昔の成功談を語り、自慢することもその一例である。
その姿は志の低さそのものである。
自戒して、慎むべきである。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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