~帝王学の書~2月12日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆漸進(ぜんしん)する☆
漸(ぜん)の進むや、女(じょ)の帰(とつ)ぐに吉なり。
進んで位を得、往きて功あるなり。
(風山漸)
「漸(ぜん)」は、段階を経て、順序正しく段々に進んでいくこと。
女性が嫁(とつ)ぐ時は、このように進むのがよい。
足踏みしているかのように見えて、
休まずゆっくりと着実に進んで行けば功績があるといっている。
風山漸(ふうざんぜん)の卦(か)は、
苗木が大木に育つような、ゆっくりとした進み方を勧めている。
大地にしっかり根を張り、結果を焦らず着実に一枝一枝、
生長することによって大木となる。
これは人間にもあてはまる。
☆『40歳からの仕事術 II』さんの日記で
易経&経営のバーチャルな対談を今年も再スタートしました。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。