手厚く止まる~帝王学の書~12月13日の易経一日一言 (3)

作成日:2010年12月14日

今日は、SAM例会&忘年会。
~帝王学の書~12月13日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆手厚く止まる☆
艮(とど)まるに敦(あつ)し。
吉なり。
         (艮為山)

艮為山(ごんいさん)の卦(か)は止まる時の心のあり方を説いている。
止まるべき時に手厚く止まる。
それは吉であるといっている。
 
自分の希望が叶わず、強制的に止まらなくてはならない、
あるいは止められるというのは、焦燥感がある。
しかし、自分の器量を知り、自ら止まるのであれば、
何も制限を感じずにすむ。
そういう姿勢でいれば、止まる時は自由に止まり、
動くときであれば自由に動くことができるのである。
/やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
 第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
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 「見る」は目に見えるモノを見る。
 「観る」は、心の目で観る。
  洞察力で観る、の意。

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