~帝王学の書~11月27日の『易経一日一言』(致知出版社)
☆謙(へりくだ)る☆
地中に山あるは謙(けん)なり。
(地山謙)
「謙」は「へりくだる、控える」、さらに「快い」という意味がある。
高い山が自分は高くないと地の下にいく。
このように快く謙(へりくだ)るのが真の謙虚さである。
たとえば、物事を学べば学ぶほど自分の学びが足りないと思い知らされる。
すると恥ずかしくて自慢などできない。
もっと勉強しようという気持ちになるものである。
地山謙(ちざんけん)は、
そのように謙(へりくだ)る精神の大切さを説いている卦(か)である。
やってます~♪
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。