~帝王学の書~11月20日の『易経一日一言』(致知出版社)より
☆文徳を修める☆
文徳を懿(よ)くす。
(風天小畜)
物事が滞って思うように進まない時は、文徳を修め、従順温和に勉める。
文徳は文武両道の武徳に対するもの。
武は表面的に戦う力強さ。
一方、文徳は内面の精神性、芸術性、知性をいう。
心を磨き高めることにより、打開の道が開けてくるということである。
★「江守徹の朗読で楽しむ易経入門」
第4弾『兆しを観る~風地観・火風鼎』
「見る」は目に見えるモノを見る。
「観る」は、心の目で観る。
洞察力で観る、の意。